NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

広大な敷地で雪遊びを楽しめる国営公園|国営越後丘陵公園(冬)

長岡市には北陸地方唯一の国営公園である『国営越後丘陵公園』があります。

定休日はありますが基本通年で開園しており、広い敷地の公園では様々なライブやイベントも開催されています。

ねまるからは南下してほぼ一直線。

 

入園には駐車料金や入場料が掛かりますが、冬場の12月から3月いっぱいまでは無料で利用できます。駐車場はとても広いので冬で置けないときは無いと思います。


こちらが入場ゲート。


訪れた今は3月。ねまる周辺は雪がほぼ無くなりましたが、こちらは小高い丘の上にあるためまだ雪が残っていました。とは言えこちらでも雪は少なくなっているようで今季のゲレンデは終了、スノーシューなども利用不可となっていました。

 

えちごスノーワールドと題して園内は雪の遊びでいっぱいです。

 

少雪とは言っても園内にはまだまだ雪が残っていました。

 

飲食店が営業しているようです。後で寄ってみましょう。

 

園内にはグルっと一周できるジョギングコースがあります。散歩がてら歩いて見ましょう。

 

平地の雪は30センチくらいでしょうか。ジョギングコースは舗装されて歩きやすくなっています。

 

ゲレンデのソリ用リフトが設置されていました。今季は終了していますが真冬ではこちらのゲレンデでソリ遊びができそうです。かなり楽しそう。

 

何やら広場の中心に建物が。雪の広場を横切って行ってみましょう。

 

無料休憩所でした。雪が多く積もっているときには沢山の人が休憩するんでしょうね。

 

アイスの自販機が。この季節で不思議に思いましたが、動いたら暑くなりますもんね。

 

ジョギングコースに戻ります。

 

園内にはいろんな施設が建っています。

 

園内にはお手洗いもあるので安心。

 

こちらは大きめの休憩所。

 

休憩所横に丘陵公園の全体図が。実は今歩いてる場所は北部のほんの一部。丘陵公園の面積は4 km²あるらしいです。南の里山フィールドには行ったことがないので暖かくなったら行ってみたいところ。

 

雪が少なくなっても芝ソリで遊べるようです。

 

大きな遊具もいっぱい。冬季は木製遊具では遊べないようです。暖かくなってからが楽しみですね。

 

さて、ようやく一周して戻ってきました。大きな建物が2棟あるので入ってみましょう。

 

こちらは花と森の館。

 

入り口前にはソリ置き場が設置されていました。

 

中は暖かくとても広い空間です。

 

こちらの建物では通年で植物が観られるようです。

 

もうすぐ始まる雪割草展の準備が行われていました。

 

売店もありました。小腹が空いたので肉まんを注文。

 

冬季休業している2階のレストランが開放されているようなのでそちらで休憩します。

 

こうやって落ち着いて風景や空を眺めることも最近は少なかったのでとても気持ちがいい。

 

もう一棟、おとなりの暖の館。

 

こちらの館内も暖かくなっています。

 

お子様が楽しめるKIDSステーションがあります。結構広い部屋の遊具などで遊べるそうです。

 

奥に進むとこちらにも飲食店が。

 

テーブル席のほかお子様が座れるようなマットのテーブル席もありました。

 

カレーや焼きそばなどしっかりとした食事ができるようです。このときは閉店時間間近だったので多くが売り切れていました。

 

特製豚汁を注文。この一杯が最高に暖かい。

 

冬季期間中の国営越後丘陵公園を訪れました。まだ少しの間は雪は残っていると思うので雪遊びしたい方は訪れると良いと思います。特にお子様連れの方はとても楽しめそうです。

春になって雪が消えると更に広いエリアが開放されます。訪れる季節によって出逢える草花も違うので、長岡を訪れるたびにぜひ足を運んでもらいたい国営公園です。

 

【公式サイト:国営越後丘陵公園】

echigo-park.jp

 

人、食、暮らしが集う文化的生活拠店|たつまき堂

長岡市の中心部。長岡大花火大会の会場近くに雑貨屋の『たつまき堂』さんがあります。徒歩だと長岡駅を背にして信濃川方面に真っ直ぐに歩いて15分ほどです。

 

スーパー ウオロク長岡店のすぐお隣。民家のような建物がたつまき堂さんです。「鮨」と書いてあるのでお寿司屋さんに見えますが雑貨屋さんです。


"越後文化的商店"。新潟の昔ながらの建物がそれを象徴しています。


中に入ると雑貨が所狭しと並んでいます。

 

入ってすぐ左にはカウンター。バーのような雰囲気もありますね。

 

店内はDIY感に溢れています。見渡す限り商品が並んでいるのでワクワクしてきます。

 

多種多様な商品達は眺めているだけで楽しい。


カウンターに並ぶチョコレートの種類といったら!大人の駄菓子屋と言っても良いかもしれません。

 

しかし商品はどれもこだわりの品々。健康に気遣ったオーガニック製品が並んでいますよ。

 

カレーの品数がとにかく多い笑 見たことのないパッケージでいっぱいです。ひとつずつ買って味見をしたいところ。

 

他にも味噌、醤油などの調味料、ご飯まで!

 

足元、頭上、色んな所で発見があります。


素材にこだわったアパレルも並んでいます。衣食がこちらで揃いますね。

 

隣の部屋では他のお店のグループ展も開催されていました。実際に購入できる商品が並んでいます。

 

こちらではドリンクも注文できるとのこと。主にオーガニック系のドリンクメインです。コーヒー系、スムージー、ジュース。もはや雑貨屋というカテゴリーでは収まりませんね。

 

せっかくなのでドリンクを注文します!オーガニックコーヒーをお願いします!

 

気さくなオーナーさんがハンドドリップで淹れてくれました。

 

しっかりコクがあるけど飲みやすい!飲みながら店内を見て回ってもいいとのことです。

オーナーさんに話を伺ったら、元々長岡駅前の違うスペースでお店を始めたそう。それから何件か回った後、おじいさんが経営していたお寿司屋さんが空いていたのでセルフリノベーションして現在のお店が始まりました。店頭にお寿司屋さんの名残がありましたね。どこかねまると親近感があります。

 

お子様が生まれて日々の食べるものに気を使いだしたことが今の商品に反映されているとのこと。ひとつひとつが選ばれてこちらのお店に集まっています。

オーナーさんは元々音楽関係の仕事をしていたので、今でもこちらのお店でライブイベントなどをしているらしいです。活気があるお店ですね。

こちらで言う文化的というのは並んでいる商品のことだけじゃなく、音楽だったり交流だったり、現在進行系で人が生み出しているそれら全てなのかもしれません。

 

今回は長岡駅近くの越後文化的商店 たつまき堂さんを訪れました。健康に気遣った食品をお探しの方、小さなお子様がおられる方は是非一度足を運んでみてください。オーナーさんよりすぐりの商品を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

【文化的商店 たつまき堂:Instagram】

https://www.instagram.com/tatsumakido

 

本格ジェラートも楽しめる農産物直売所|三条市の農産物直売所 ただいまーと

新潟県といえば広がる田園風景からお米を想像されることが多いと思いますが、季節によって採れる様々な野菜や果物も魅力です。例えば野菜なら枝豆、ナス、里芋、レンコンなど。果物はいちごの越後姫、洋梨のル・レクチェなど多種多様です。せっかく新潟にいらしたのでしたら、是非季節の食材を集めてねまるで調理して楽しんでいただきたいものです。

それらの地域の農産物を購入するのにオススメな場所があります。

『JAえちご中越 農産物直売所 ただいまーと』です。

 

ただいまーとのある場所はお隣見附市と三条市の間くらい。ねまるからはお車で20分程のところです。どこかへお出掛けしたついでに寄るのが良いかもしれません。

 

こちらの直売所はJAえちご中越が運営。国道8号の大通り沿いにあるのですが、私は今まで前を通るだけで立ち寄ったことはありませんでした。いろんなお店を素通りしすぎですね。

見た目は大きめのケーキ屋のような暖かみのある外観です。

 

入口前のショップボードにオススメの野菜の案内がありました。今は菜っ葉がおすすめとのこと。

 

入り口脇には竹灯り用の加工された竹が売られていました。ねまる用にひとつ購入しようかな。

 

入り口を入るとワンカップの日本酒がずらーっと並んでいました。瓶が置いてあることはよくありますがワンカップとは珍しい。

 

入り口横にはお米も売っています。こちらで精米もしてくれるみたいです。

 

店内には地元のお野菜や果物が大量に並んでいます。

 

お鍋に入れたりおひたしにしても美味しい根菜類。

 

主に長岡市中之島地域の大口地区で収穫されている大口レンコン。シャキシャキで美味しいですよ。

 

写真に収まりきらない程の種類が並んでいるサツマイモ。聞いたことのない品種も沢山。

 

他にも様々な地元野菜や果物が並んでいます。

 

精肉コーナーもあります。以前紹介した見附市の大衆焼肉きらくさんのお肉もこちらで購入できるそうです。お野菜と一緒に買って家で焼肉もいいですね。三条方面の方は見附市のお店まで行かなくて良いので有り難い存在です。

コスパ抜群の大衆焼肉|見附市のきらく - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

 

そのお隣はスイーツコーナー。地元のお店のスイーツ類も売っています。

 

ふっくらまんじゅう!見たことのないような様々な味のお饅頭が並んでいます。味は抹茶、チーズ、いちごやチョコなどなど、お饅頭と言うより最早ひとくちケーキです。どれも1個120円なのでとてもオススメ。個人的に大好きなお菓子です。

 

他にも米菓やお土産になりそうなお菓子なども沢山。新潟のスーパーのお菓子エリアの広さは凄い。

 

上には地図が描いてありました。ねまるのある場所は…左下の橋を越えた所。ギリギリ入ってますね。

 

色々とお買い物をしました!

まだ奥の方に行くとカフェのような、イートインできるような空間が。

 

こちらでジェラートのほかランチも楽しめるらしいです。

 

種類がいっぱい!大きめの直売所だと思っていたら本格的なジェラートも楽しめるなんて!

 

カップアイスなども売っていました。燕三条の鉄アイス!初めて見ました。金物の味がするみたいですよ。想像できない笑

 

せっかくなので休憩していきましょう。券売機から購入するみたいです。

 

む、夢の国のあの40cmチュロス…?もしかして夢の国ってあの○○○○○ラ○ドやシ○の?夢の国のチュロスは食べたことないので、とても気になります。ジェラートも気になりますが…すみません、こちらを注文!

伺ったら+110円でドリンクをセットにできるとのこと。なんとお得!カフェラテをセットにしました。

 

しばし待ちます。イートインスペースは天井が高い。

 

呼ばれるので取りに行きます。チュロスが写真に収まりきらない…凄いや!ハハッ!

 

表面は砂糖がまぶされていてサクッ!中はホカホカでふわっとしています。これは美味しい!40センチもあるのに軽く食べれちゃいました。

 

イートインスペースの奥には2階に上がる階段が。

 

2階にはテーブル席が数台。こちらでもお食事ができるようです。

 

お子様用のキッズスペースもありました。

 

お買い物だけでなくスイーツやランチも楽しめる、良い意味で予想を裏切る直売所でした。是非ねまるにお越しの際にはこちらでのお買い物も楽しんでみてください。

 

【公式サイト:JAえちご中越 農産物直売所 ただいまーと】

www.tadaima-to.jp

 

見て学んで体験できる街の中心的施設|三条市の図書館等複合施設 まちやま

最近の三条市には様々な新しい施設ができています。

今回訪れた『図書館等複合施設 まちやま』は閉校した三条小学校跡地を利用し、2022年7月に新設された新しい図書館です。内容は図書館に留まらずカフェやレンタルスペースなどが併設されているとのこと。

 

街中にあるまちやま。駐車場は結構広めで用意されています。

 

まちやまは長岡市のアオーレ長岡同様に隈研吾氏が設計した図書館です。屋外に特徴的な装飾が施されています。

長岡暮らしの玄関口|アオーレ長岡 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅


こちらが入り口のようです。中に入ってみましょう。

 

入ってすぐ受付カウンターがあります。利用するための受付をする必要は無いのですが、館内で写真を取りたい場合は申請をしましょう。

 

まちやまは3階まであります。図書館機能だけでなくサイエンスラボという科学実験もできる部屋やレンタルスペース、カフェもあるそうです。


入り口を背に右側には鍛冶ミュージアムがありました。

 

こちらでは三条の鍛冶職人により作られた品々や歴史を知ることができます。まず三条鍛冶を知りたければこちらに来るのも良さそうですね。

 

奥には刀匠 栗林信秀が鍛えた刀の展示もありました。

 

さて、図書コーナーに戻ります。

 

1階から3階は吹き抜けのような、きっちりと区切られてない階の作りになっています。

 

2階に上がるとお子様用図書のコーナー。

 

2階の階段を少し上がると図書館らしい空間が広がっています。窓際にはずらーっと外に向かった席があるのですが、驚いたのがどの席でも学生が勉強をしていたことです。勿論別に学習室があるのですが、そちらも満員で勉強している学生の多いこと。

 

2階から3階へ。3階も同様に本棚が並んでいます。それぞれの階に案内カウンターがありますので、何かあったら伺うことができます。

 

1階に戻ります。

 

受付横にはカフェも併設されていました。読書に疲れたらこちらで気分転換も良さそうですね。

 

受付ではオリジナルグッズの販売もありました。缶バッジマニアの方は集めてみてはいかがでしょう。

 

外に出ると、屋根のある空間を隔ててもう一棟の建物がありました。

 

なにやら人がぞろぞろと出てきます。

 

こちらの建物は科学教育センター。子供向けの理科実験などができるサイエンスホールが用意されています。

 

この日は映画の上映会を行っていたようです。伺ったら本日のスケジュールはもう終わったとのことでしたが、また開催するらしい。こちらのイベントではなんと映画を無料で観れるのだとか!他にも様々な催し物が開催されてそうなので訪れるたびに楽しめそうです。

 

ということで三条市にできたばかりの図書館、まちやまを訪ねました。北三条駅の真ん前にあるので徒歩でもアクセス抜群です。三条市に訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

【公式サイト:図書館等複合施設 まちやま】

sanjo-machiyama.jp

 

並んでも絶対食べたい江戸前天ぷら|食事処 しょじょじ

長岡市越路地域(旧越路町)。長岡市の南部に位置しており、街中に高速道路のICや信越本線の駅もある、交通の便が非常に良い地域です。

その街中から少し移動した場所に『食事処 しょじょじ』さんがあります。

 

以前ご紹介した岩塚製菓本社近くの越後岩塚駅前。

爆買い必至の米菓メーカー直売店|岩塚製菓 直売店 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

こちらのお店は知る人ぞ知る天ぷらの美味しいお店ということで、その話を聞き駆けつけました。何度も通ってる道なのにそのことを知らず、普通に通り過ぎてましたね今まで。

 

平日のお昼前に到着しましたが既にお店前は満車でした。他の場所にも駐車場がありましたので、そちらに車を駐車しました。しかしその駐車場もほぼ満車。凄い。

 

営業時間は10時からで、お昼過ぎに一度休憩が入るようです。たぬきのキャラクターが可愛い。


店内に入ると既に満員で順番待ちをしていました。そしてたぬきの置物がいっぱい。店名のしょじょじは童謡の証城寺の狸囃子から来てるんですかね?

 

壁にはサインが沢山貼られていました。

 

平日にはランチもあるようです。しかし15食限定でこの混みようならすぐに売り切れそうですね。

 

店内にはカウンターとテーブル席、小上がりがあります。かなり人が座れる席数です。今回私はカウンターへ。

 

メニューは様々な天丼、そして蕎麦やうどんがあります。入ってる天ぷらの内容が違うので迷いますねぇ。ちなみにこちらのご主人は東京で修行していた方で、揚げているのは江戸前天ぷらとのこと。楽しみ!

 

あっ、たぬきそばのたぬきでしょじょじ、かな?

 

本日のおすすめが貼ってありました。一番人気が天丼Bとのこと。うーんどうしよう。せっかくなのでここは贅沢に上天丼にしちゃいます!

 

…えっアイスクリームの天ぷら!?

 

えっいちごの天ぷら!?

 

着丼!

海老が二本も乗っている!!


ブロッコリーの天ぷら!私、実は家で天ぷらを揚げる時にブロッコリーはほぼ必ずと言っていいほど入れるんです。ブロッコリーは天ぷらが一番美味しく食べられる方法だと思っています。そしてこちらで出会えるとは…感動しました。新鮮な山菜のように甘くて美味しいんだこれが。

 

そして早くも海老。なんでこんなに美味しいんだろう。家で揚げるのと何が違うのか分かりませんが、多分全部が違うのでしょうが、これが専門店の技。海老がメインかと思いきや下に隠れているキスと小柱のかきあげ。これがまた素晴らしい。野菜もさっぱりと食べられて、もう全部がメインと言っていいレベルです。

 

天ぷらを楽しんでいたらいつの間にか食べ終えていました。ごちそうさまでした!天ぷらだから食後重いかなと思いきや、全くそんなことはなく。不思議!美味しい!丁度いい!

 

しかしこれで終わりじゃあない。

迷った結果、いちごの天ぷらを追加で注文していました!今日は贅沢ランチです。有り難いことに天丼を食べ終えたタイミングを見計らって持ってきてくれましたよ。天ぷらはお好みで塩を付けてお召し上がりください、とのこと。

 

いちごの天ぷらなんて初めての経験なのでワクワク。

天ぷらなのですが天ぷら感はあまりなく、熱で酸味が飛んだのか甘味だけが残った甘いイチゴです。例えるならば糖分を抑えたイチゴジャムを食べているような感じ、でしょうか。説明が難しい笑 これは是非ご自身で体験してもらいたいです!

 

天ぷらがデザートになるなんて初めて知りました。アイスクリームの天ぷらも気になるなぁ。次回楽しみたい!

揚げ玉を無料で持ち帰れるとのことで、おひとつ頂きました。

 

素晴らしい天ぷら体験をしました。お店の評価が良いのも頷けます。また店員さんの接客も元気で素晴らしいのです。こちらからありがとうと言いたくなるようなお店でした。

長岡でご飯物のお食事をお考えなら間違いなくオススメできる天ぷら専門店のしょじょじさんでした。

 

【公式サイト:食事処 しょじょじ】

www.syojoji.jp

 

ハンモックで寛げる癒やし温泉|三条市の森の湯小屋さぎの湯 しらさぎ荘

広い新潟県内には様々な温泉地がありますが、温泉地以外でも各地に様々な日帰り温泉があります。

今回訪れた『森の湯小屋 さぎの湯 しらさぎ荘』はお隣の見附市から三条市に入ってすぐの山沿いにある温泉です。

 

さぎの湯は小高い山を少し上ったところにあります。この日は気温が下がり山も真っ白になりました。

 

しらさぎ荘までのバスもあるようです。が、冬の間は山道を登れないため違うバス停に停車しているみたいです。

 

しらさぎ荘入り口。外観的には公民館のようなお硬い施設に見えます。

 

大人400円!やっす!なんと良心的な。

 

入り口にはメニューボードが置いてありました。フードメニューやスイーツが楽しめるとのこと。

 

力を入れている感じがしますね。

 

入ると暖かな雰囲気になりました。とてもカラフル。

 

何か凄く歴史を感じる額が。昔の温泉の調査書、でしょうか?「大正」という文字が見えますね。こちらは江戸時代中期から湯治場として使われてきた歴史のある温泉らしいです。

 

玄関には様々なハンドメイド商品が売っていました。どれも洗練されていておしゃれですね。

 

ねまるのある与板町のナカムラコーヒーロースターsさんのコーヒーも置いてあります!こちらに卸していたのですね。

小さな町のスペシャルティコーヒー焙煎所|ナカムラコーヒーロースターs - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

 

さて、まずは入浴券を購入しましょう。温泉に入らない利用もできるようです。券と下駄箱の鍵を受付に渡し、館内用の鍵を貰います。

 

お風呂は2階のようです。エレベーターもありますよ。

 

ラッキーデー、レディースデー、メンズデーなど。特別が日がいっぱい。

 

2階には温泉の他、休憩所や食堂もあります。

 

階段を上がってすぐ、ハンモックの部屋がありました。文庫も併設されています。

 

ハンモックで揺られながらの読書もいいですね!

 

休憩所は広めです。それにしても皆さんがっつりと寛いています。平日の昼間に来たのですが結構混んでます。

 

こちらは食堂。うどん、そば、ラーメンにカレーなどなど何でもあります。

 

ランキングは有り難い!

 

この日の貸室ではマッサージのお店が開いていました。きっと日によって色々と変わるのでしょう。

 

至高のマッサージ機。

ここ、色々と揃いすぎでは。

 

ここまでの道中で色々とありましたが、ようやく温泉です!

露天風呂はなく内湯がひとつで、このときは8人位が入っていましたがまだ余裕がある感じでした。屋外とはガラス張りになっており、この日は美しい雪景色が観れましたよ。温度は41度半ばで少し熱めですが寒い冬には丁度いい温度です。シャンプーやボディソープなどは備え付けでありました。サウナはありませんでしたが、400円でこれは素晴らしい。

すんごく暖まりました!

 

お風呂上がりにソフトクリームを迷いましたが、ナカムラさんのコーヒーにしました!

 

休憩所は混んでいたので外のソファでしばしまったり。

 

Wi-Fiもあるのでここでワーキングできるかも!

温泉もあるし食堂もある、1日居れるのでは。

 

ここで暖かく過ごす日も良いかもしれません。

 

館内マップを見ていたら3階に天文ホールがあるのに気が付きました。行けるのかな?


行けませんでした!多分開くタイミングがあるんだと思います。

 

ということで平日でも大人気なさぎの湯 しらさぎ荘でまったりとしました。

様々な癒やし要素が用意されているので時間を忘れて寛げると思います。

 

お昼はだいぶ混んでいますが午後3時を過ぎると結構人が減ってきたので、空いてる方が良いという方は夕方以降がいいかもしれませんね。

 

【公式サイト:森の湯小屋さぎの湯 しらさぎ荘】

www.saginoyu.net

 

 

三宝名物の熱々とろとろラーメンを食す|中華麺食房 三宝亭 長岡寺島店

新潟県内では様々なローカルチェーンの飲食店が展開しています。チェーン店は基本どこに行っても同じメニューを楽しめる安定感が魅力です。特に新潟県内発祥であればローカルなメニューも楽しめます。

今回ご紹介するのは『中華麺食房 三宝亭 長岡寺島店』です。

 

以前同じ三宝グループのレストラン三宝をご紹介しました。

今回の三宝亭はラーメン専門店として展開しているチェーン店です。ちなみに店名に「三宝亭」と「さんぽう亭」の2種類があります。店舗デザインが違うだけでメニューは同じとのこと。調べるまで知らなかった!最近では県外にも進出しているらしく、遠くは愛知、更にはシンガポールやカナダまで!どういうこと!?

私は車で15分、ねまるから一番近い三宝亭に来ました。丁度お昼時。お店前は既に車でいっぱいです。

 

休日のお昼にもなると店外まで人が並ぶことも。昔は三宝グループは長岡にはあまりなかったのですが、最近はだいぶ増えましたね。

新潟のローカルテレビ番組の表彰状がありました。

 

席はカウンター、テーブル席、小上がりの席が用意されています。店内の雰囲気も正にラーメン屋といった感じでカウンター席も多めです。今回私はテーブル席に案内されました。

 

さて、メニューですが醤油、塩、味噌、担々麺などとバリエーション豊かです。燕系の背脂醤油もありますね。例の如く迷ってしまう訳ですが…

 

ここは最高傑作と謳われる三宝名物の五目うま煮めんでいきます!三宝で迷ったらこれ。今回は王道でいきますよ。五目うま煮めんはレストラン三宝にもありましたね。うーん、大盛りにしようか悩む。

 

大盛りにしようk…

 

 

平日ランチタイム限定ですが半ライス無料!私は見逃さなかった!

 

着丼!パッと見てわかる具だくさん!様々な具が醤油の餡かけスープよって見事にコラボレーションしています。半ライスも付けちゃったよ。

 

このスープが麺に絡まって美味しいんですよね。トロトロスープなので熱々です。

 

私はいつも五目うま煮めんにはお酢を加えます!甘味というか旨味が増す気がします。三宝では注文すると調味料などを貰えますよ。

 

そして半ライスに具を乗せて、ミニ中華丼!ドヤァ!うまうま。

食は自由でありたい。

 

お腹いっぱい大満足です。ごちそうさまでした!

 

お持ち帰りの餃子もあります。15個で税込み518円からならかなり良いのではないでしょうか。

 

旅先でその街にしかないお店に入るのはひとつの楽しみですが、ローカルチェーン店を楽しむのもまた地域の味覚に近づける方法のひとつだと思います!

 

【公式サイト:三宝亭】

sanpou-g.co.jp

 

本を通じて街や人と出逢える場所|三条市のSANJO PUBLISHING

新潟県三条市の北三条駅近く。

この辺りは昔の雰囲気を残しており、小さな路地が迷路のように入り組んでいます。

そんな街中の商店街沿いにある本屋さん、『SANJO PUBLISHING』さんに伺いました。

 

昔ながらの雰囲気が残る三条の商店街。昔ながらの雁木があったり、一昔前のアーケードが混在しています。

 

商店街の一件がSANJO PUBLISHINGさんです。こちらでは本の販売や自ら編集などをされています。駐車場は周囲の有料駐車場などを利用しましょう。

 

SANJO PUBLISHINGさんは商店街の空き店舗をリノベーションして今の形の本屋さんになったのだとか。以前来たときとまた変わっていたので現在進行系で進化し続けています。


様々な本が本棚やテーブルにずらりと並んでいます。


これらの本一冊一冊が選書されて並んでいます。スタッフさんに伺うと、内容、置かれた経緯など本のことについて何でも教えてくれますよ。真剣に本と向き合っています。

 

三条市のことについて書かれた本も多数置いてあり、本を通じて街と出逢うことができます。

 

本だけではなくZINEも置かれていました。ZINE(ジン)とは個人の趣味で自由に作成した冊子のことです。趣向が強く出るのでハマる人はハマります。

 

本棚の一部を借りて好きな本を出品できるひと棚本屋というサービスもあります。ZINEと同様こちらも個人の趣味が色濃く出ていたり、団体の宣伝も兼ねていたりとなかなか面白いです。

 

喫茶店も兼ねているので、コーヒーなども注文できるようです。本好きな人にとって幸せな空間だと思います。

 

商店街巡り中にふらっと立ち寄れる、選書された本達と触れ合える洗練された空間です。本が好きな方は勿論、何か考えを得たい方、いつもと違う環境に入りたい方、三条という街を知りたい方など気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【公式サイト:SANJO PUBLISHING】

sanjopublishing.com

 

長岡土産には新潟米でこだわった手焼き米菓はいかがでしょうか|炭火手焼き本舗 翁家

長岡駅前から程近いところに加藤製菓という製菓会社の直売店があります。

『炭火手焼き本舗 翁家』です。長岡駅からは歩いて10分ほど。

 

お店の前には車を5台ほど停められる駐車場があります。

 

屋根が付いた入り口が雪国特有の雁木通りを感じさせるようなお店です。

新潟の雁木とはいわゆる各々の家が用意した道路沿いのアーケードのようなもの。雪が積もる新潟で歩道を確保するための屋根です。

 

店内に入ると目の前にドンッと主張する翁あられ。

 

新潟のお米を大切にしている感があります。その通り、加藤製菓が作る米菓は新潟産の厳選したお米を使っているとのこと。

 

お、NHKの鶴瓶の家族に乾杯に出たんですね!


店内の壁沿いにズラーッとならんだ色んな味のあられやおかき達。名物というマヨネーズ味や黒糖、枝豆と面白い味も売っていました。ちなみにあられとおかきの違いは大きさみたいです。

 

お土産やギフト用の詰め合わせも並んでいます。

 

柿の種やお煎餅も置かれていました。うーん、何を買おう…味や種類がいっぱいで迷ってしまう!

 

置かれている米袋に何か書かれていると思ったら感謝状が書かれていました。感謝状コシヒカリとのこと。感謝の気持ちが重い!笑

サプライズにオススメ!

 

ということで、私はチェダーチーズあられと翁豆を購入しました!

翁豆は大豆の優しい甘味がくせになり、いつの間にか数十粒をつまんでいました。入っている昆布もサクサクで美味しい!

 

チェダーチーズあられはカリッとしっかりした噛み心地。まぶされた塩味でお米の甘味が際立ちます。そして何個も食べているうちに、ふんわりチェダーチーズの風味が口の中に重なって広がってきます。パリパリポリポリ…一気に消費してしまいました。こちらも美味い!

駄目だついつい食べすぎてしまう。ご飯食べられなくなってしまうので程々にしましょう笑

 

ということで駅近くの炭火手焼き本舗 翁家でお買い物をしました。原料までこだわり抜いた新潟のお煎餅やおかきなどをお探しならオススメ!色んなバリエーションの米菓は新潟のお土産としても喜ばれること間違いなしです!

 

【公式サイト:炭火手焼き本舗 翁家】

https://katoseika.co.jp

 

与板町で昔から親しまれているローカルお食事処|レストラン 翔

ねまるのある長岡市与板町。

町の端には地元の人が集まる『レストラン 翔』さんがあります。

車だとほんの数分で到着できます。

 

与板町の中心から少し南下すると広い田園地帯が広がっていますが、その一歩手前に翔さんがあります。このときはお昼時。お店の前の駐車場は既に満車でしたが、少し離れた場所にも駐車場があります。

 

さて、お店に入りましょう。ローカル感出ている外観です。

 

店内はお客さんでいっぱい。席はカウンター席と小上がり、個室のお部屋もあります。

 

団体さんの利用がありました。大繁盛です。

 

私はテーブル席を利用。

 

このローカル感。

 

メニューは主にご飯系、他にラーメンなどもあります。与板町で生まれた「お船(おせん)ラーメン」もあります。いわゆる豆乳ラーメンで、歴史の人 直江兼続の妻のお船の方をイメージして白いラーメンができあがりました。

 

他には様々な居酒屋メニューもあります。私は翔さんのカツカレーが大好きです。以前より値段が上がりましたが、このご時世しょうがないですね。

 

着カレー!カツがアツアツ、カレーは濃いめでホント好きです。

 

厚いカツだけで肉感満載なのですが、時たま入ってる煮込まれた豚肉が柔らかくて美味しい!

お腹いっぱいになりました!ごちそうさまでした!

 

与板町で昔から親しまれている翔さんでした。町にお越しの際にお腹が減ったら足を運んでみるのも良いかもしれません。

 

こだわりランチやスイーツも楽しめる本格だし専門店|三条市のON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT

ものづくりの町として有名な新潟県三条市。

その三条市にだし専門店として製造販売しカフェも運営しているお店があります。

『ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT』(以下、ON THE UMAMI)です。

 

三条市の中心部から国道8号を南下し見附市寄りに行ったところにお店があります。

 

こちらがON THE UMAMI。オシャレなカフェのような、家具屋のような洗練された外観です。こちらのお店では料理などに使えるだしを専門に取り扱っていて、それを楽しめるカフェも運営しているとのこと。外観から既に期待感高まります。

 

カフェではお食事もできるようです。

 

正確にはランチタイムとカフェタイムに時間が区切られています。


中に入ると白と木目を基調とした空間が広がっていました。美しくてまた語彙力失って凄いを連呼しそうです。

語彙力消えるクレープ|燕市のくれーぷaco - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

 

入って左手にはカフェスペースがあります。

 

色々とスイーツもあるようです。まずはカフェを楽しみたいと思います!


席にもメニューが置いてありました。メニューはLUNCHとSWEETSの二種。ランチの時間は過ぎていたのでスイーツメニューを。

 

だし屋のだしソフト!昆布だしと希少種のガンジー牛乳を合わせたソフトとな!?

長岡市和島地域の加勢牧場で育てられたガンジー牛でしょうかね?

道の駅の濃厚ソフト|道の駅 良寛の里わしま - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

頼みますこれ!

 

ランチメニューも覗いてみました。様々なメニューあるのですが、シンプルにごはんセットが気になるなー。だし専門店のお味噌汁を飲んでみたい…。

 

なんと公式アプリがありました!初回ダウンロード特典でソフトクリーム無料引換券!使わざるを得ない!

 

着ソフト!ガンジー牛乳の濃厚な甘味。そして昆布だしの旨味が合わさり凄く面白い感覚です。違うベクトルの旨味が増しています。美味しかった!

 

なんとハンドドリップだしもあるようです。ノンカフェインドリンク…ドリンクのカテゴリーに入るのですね笑

いやぁ面白い。

 

ソフトクリームを楽しんだところで店内を見て回りたいと思います。これら全部だしの関連商品です。こんなに種類豊富なだしを見たことがない。

 

キッチンスペースもありました。こちらで体験イベントなどあるのでしょうか。

 

4種のだしを試飲できるようです。

 

それぞれ違った味わいで濃さも違う。だしというかもうスープですね。全てを料理に使ってみたい。間違いなく普段の料理がアップグレードされるはずです。

 

今回私は合わせだしを購入します!

 

だしパックの人気ランキングもありました。作りたい料理があったなら参考に。

 

赤ちゃん用のだしも!

 

ギフト用も置いてあります。こちらのだしをプレゼントしたら大変喜ばれそうです。

 

パックだしだけではなく、自身で鰹節を削るための削り器も。なんとこちらの刃はねまるのある与板町の伝統工芸の打刃物を使っているとのこと。ここで出会えるとは。

 

カフェで見ただし用のドリッパーも。だしを楽しむ新しい選択肢になるかも!?

 

他にも醤油やめんつゆ、更にこだわっただしなど、だしに関してここ以上のお店があるのかと思えるほど、こだわりのだしワールドが広がっていました。

 

お店の外に出ると目の前には野菜栽培のハウスが建っています。こちらでは鰹節の端材などを肥料として無農薬で野菜を作っているとのこと。カフェで出てくる野菜もこちらで育てているようですよ。中には入れませんでしたが外から眺めることはできました。

 

ということでだしについてこだわり抜いたお店、ON THE UMAMIでした。購入だけではなく体験やカフェも楽しめるので、こちらのオシャレな空間にぜひ気楽に訪れてみてください!

 

【公式サイト:ON THE UMAMI TSUBAME SANJO PORT】

www.on-the-umami.com

 

広がる風景を一望できる高台の天然温泉|えちご川口温泉リゾート

新潟県長岡市川口地域。

この川口地域は南の雪国魚沼方面に一番近い地域で、間に小千谷市が入り完全な飛び地となっています。主に山間部で構成され、魚野川と信濃川の合流があり自然の美しい景観が広がっています。

中心の町から山を少し上った高台に『えちご川口温泉リゾート』という日帰り温泉があるので寄ってみました。

 

今は真冬。こちらの川口地域は長岡の中でも雪が多く積もる地域ですが、本当に積雪が凄い。雪少なめの今年でも身長より高い雪が積もっています。

 

こちら越後川口温泉リゾートは2022年春にリニューアルしたそうです。私は初めて訪れたので比較はできませんが、中に入ると広めのスキーロッジのような雰囲気のエントランスが広がっていました。ちなみに隣にはホテル サンローラが併設されています。

 

入館料は大人800円。18時以降は100円安くなるみたいです。

 

かわいくないパンダコレクションフィギュアが!これ買えるのでしょうかね?こちらの温泉近くの川口運動公園にはモデルになったパンダの遊具が設置してあります。

 

受付を済ませて進むと奥にガラス張りのロビー。

 

お風呂からもこの景色が見えるのでしょうか。楽しみですね!

 

売店があります。お土産が多数並んでいました。

 

謎のPPバンドコーナー。調べたらPPバンドとは"表面が網目状で材質がポリプロピレンで出来ている荷しめ用のバンド"とのこと。それで作られた手芸品などが並んでいました。なぜPPバンドが…

 

地元の会社がPPロープを作っていて、しかも生産量日本一。知らなかった…。


さて、温泉へ向かいましょう。少し歩くみたいです。広いプールエリアもあるようですよ。

 

途中、日本酒が並ぶディスプレイが。新潟らしい。

 

浴室入り口。隣には広いプールエリアが。

 

冬場のプールは利用できないみたいです。

 

更衣室広っ!プールと共用だからでしょうか、100人分はありそうです。

 

一応プール利用と温泉利用で分けられているようですね。

 

浴室はとても広い。入ってすぐに遠赤サウナがあり結構多くの人が利用していました。

洗い場は区切られて20席ほど。

浴槽は流水浴、電気風呂、メインの大浴場があり、大浴場と繋がって寝湯もあります。お湯の温度は少し熱めですが寒い冬には暖まれる丁度いい温度です。大浴場からは雪景色が見えますよ。泉質は塩化物強塩温泉とのことで舐めると塩っぱい感じです。

屋外には露天風呂と源泉風呂がありますが、このとき露天風呂は閉鎖されていました。もう一方の源泉風呂は源泉かけ流しとのことで茶色い温泉でした。

雪景色を見ながらの広い温泉、素晴らしい。天候次第では遠くまで見えるんでしょうねぇ。割と地元の人が訪れているみたいで会話が結構聞こえました。私も色々な地方で温泉に入りましたが、地元の人の会話って方言もあって面白いんですよね。

 

結構長い時間温泉に入っていました。様々な浴槽があるととても楽しい。身体がホカホカです。広い休憩室もあるのでちょっと休んでいきましょう。

 

無料のお茶サーバーがある!有り難い。

 

テーブルにはメニュー表が置いてありました。

 

日本酒リストも。結構面白いお酒置いてるなぁ。

 

さて帰ろう、と思ってエントランスに向かったら、どうやら2階にカフェがあるらしい。せっかくなので行ってみますか。

 

 

エントランスの階段を上がって丁度ロビーの真上。より高いところから景色が見えるみたいですね。ここでゆっくりしたい!

 

注文はタブレット端末でできるみたいです。冬ですが温泉上がりでホカホカなので冷たいドリンクを注文しちゃいましょう。

 

少し待つと店員さんが持ってきてくれました。ドリンクの料金はこちらの施設を出るときに支払います。

 

うーん、季節ごとに風景を楽しめそうです。

 

2階には他にトレーニングルームやキッズルームもありました。

 

ということで今回は川口地域の温泉を楽しみました。

施設は広めで内容はかなり充実しているので満足できると思います。

関東方面と行き来の際には必ずと言って良い程通過する地域なので、近くまで来たら景観の良いこちらの温泉に入るのもオススメですよ!

 

【公式サイト:えちご川口温泉リゾート】

www.kawaguchi-onsen.com

 

清流に集まる白鳥を間近で観察|三条市の白鳥の郷公苑

冬の新潟県と言えばスキーリゾートがひとつの観光資源となっておりますがそれだけでなく、他にもこの季節だけで楽しめる魅力が多々あります。

雪が降る季節ともなると県内様々なところで飛来する白鳥が見られます。

特に三条市の『白鳥の郷公苑』では集まってくる白鳥を身近で観ることができますよ。

 

三条市の下田(しただ)地区。

市の中心部から山間部に入った雪深い地域です。

このときも一面真っ白になっていました。

 

下田地区の中心を流れる清流、五十嵐川沿いに白鳥の郷公苑があります。

集落を抜けた先にあり少し分かり難いので、ナビで場所を設定すると訪れやすいと思います。

 

白鳥の郷公苑の観察舎。

綺麗な建物です。

 

建物の隣には焼き芋小屋が。

土日のみオープンしているようです。

「TURKEY」と書いてあるシートで囲まれていますがケバブとは関係ないようです。

 

観察舎に隣接して白鳥が集う五十嵐川がありますが、まずは観察舎を訪ねてみましょう。

 

観察舎の2階で白鳥のエサを買えるようです。

 

コーヒーも飲めるようですね。

 

2階は山小屋のような雰囲気になっていました。

 

下田地区は映画のロケ地にもなったようでサインが貼ってありました。

 

飛来する白鳥は2種類いるようです。

他にはカモも。

 

白鳥のえさは100円です。

せっかくなので一袋買いたいと思います。

 

ピッピーピッピーなく謎白鳥も置いてありました。

お風呂に浮かばせるやつかな?

 

さて、エサも買ったことだし白鳥達の元へ。

 

見学する際には観察舎からのお願いがあるのでしっかり守りましょう。

 

夕方だったのでエサを探しに出ていた白鳥達が次々と戻ってきていました。

すぐ目の前まで白鳥が来ています。

クァクァという白鳥たちの鳴き声の大合唱。

 

カモ達も。

 

白鳥のエサはお米でポン菓子のような感じ。

少し食べてみましたがふわふわで味はありませんでした。

 

エサはとっても軽いので投げても風向き次第では足元に戻ってきます。

風を読みましょう。

 

目の前の白鳥が落ちたエサをすごい勢いで食べていきます。

(パクパクパクパクッ)

 

(パクパクパクパク!!)

 

(もう無いの?)

 

エサを与えると結構近くまで来てくれます。

 

そんな感じでちょびちょびエサを与えていたらスタッフの方が来て

 

そぉい!(ドバァ)とエサを与え始めました。

 

集まる白鳥達。

 

夕ご飯の時間でしたね。

 

ということで、普通なら少し近づくだけで逃げてしまう白鳥を凄く近くで観ることができます。

 

入場料は無くエサ代や飲食代だけですので、気楽に訪れることができます。

冬の間に新潟を訪れる機会があったらぜひ足を運んでみてくださいね。

今回みたいにエサを探しに出かけた白鳥たちが戻ってくる夕方辺りが良いかもしれません。

 

【公式サイト:白鳥の郷公苑】

www.city.sanjo.niigata.jp

 

塩の一本で勝負する長岡の超人気ラーメン店|いち井

長岡市と言えば生姜醤油ラーメンが有名ですね。

元祖といわれる青島食堂を筆頭に市内では多くの生姜醤油ラーメン店が軒を連ねています。

しかしその中、塩ラーメンオンリーで某ランキングの人気上位、もといトップを常に走り続けるお店があります。

青島食堂と同じ宮内エリアにある『いち井』さんです。

今までいつかはブログに書きたいと思っていたのですが、既にレビューなども多く載っているでしょうし、(市内としては)有名すぎて置いておいてしまいました。

 

個人的にはまず長岡に来てラーメンを食べるなら生姜醤油をオススメしたいのですが、その次にご紹介したいのが今回のいち井さん。

やっぱ生姜醤油は食べておかないとね|青島食堂の長岡生姜醤油ラーメン - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

もちろん各々で味の好みはあるのでその限りではないのですが、ラーメンを食べたいけど何処に行ったら良いかわからない人にはオススメします。

 

しかしいち井さんは日曜日が定休日、しかもお昼営業のみ。

土曜日にねまる利用でいらした方には紹介し難い!笑

なので先に知っておいてください!

 

この日は平日。

確か開店は11:30からなので、おおよそ開店時間に訪れます。

 

しかし既に駐車場がほぼ満車!

 

やっぱり並んでる…

ラーメン店で並ぶことが少ない平日の長岡、お昼前で既に行列が。

でも出てくる人もいるので早めに開けたんでしょうか。

お昼過ぎに来ると空いてることも多いです。

 

結構回転は早いのでそこそこ進みます。

 

ラーメンの紹介。

こちらいち井さんは塩ラーメンのみです。

塩ラーメンだけ!

本当に味ひとつで勝負してます。

それでラーメン店が多い長岡で評価されて続けているのだから本当に凄い。

以前は醤油ラーメンもありましたが塩に一本化されました。

そして創業24周年とのこと。

そういえば青島食堂も生姜醤油一本でしたね。

青島の醤油といち井の塩でいい具合に差別化できているのかもしれません。

でもそれはこの味だけでいけるんだという大きな自信がないとできません。

 

お土産も販売していますよ。

観光の方は思い出に一箱買っても良いかもしれません。

 

20分くらい待ち、中に案内されました。

こちらでは案内されてから食券を買います。

新潟市のなみ福さんと同じ流れです。

伝統を引き継いだNewcomer|新潟市角田浜の新潟ラーメンなみ福 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

私は大盛りを注文しました。

普通盛りは150gとのことで、お腹を満足させたい方は大盛りをオススメします。

 

店内はカウンターとテーブル席があります。

内装は落ち着いたカフェのような雰囲気。

BGMにはピアノの曲が流れています。

余裕を持った席の配置がされているため広く、居心地良さまで感じます。

 

テーブルの上には調味料がありません。

とことん味一本で勝負しています。

 

着丼!いち井さんの焼あご塩!

見た目はとんこつラーメンのような白いスープ。

その見た目通り豚骨を炊き出しているとのこと。

きくらげと水菜、刻みネギ、メンマとチャーシュー2枚などが入っています。

器も独特。

 

スープを掬ってみると若干の透明感があります。

細かく浮いているのは焼あごの魚粉でしょうか。

焼あごの香ばしい香りが凄い。

スープを口に含むと広がる強いあご出汁。

豚骨と焼あごが合わさって甘みと塩見で濃い、とても深い。

今でこそ濃厚塩は多く見られますが、昔に塩といえば透明感あるあっさり系というイメージ。

過去にこちらでこの塩を食べてから一気にその固定観念を覆されました。

もはや塩とはなんぞや。

以前はメニューにあった醤油も食べたことがあるのですが、塩と同時に食べ比べた時に塩のほうが味が濃かった気がします。

 

そしてコシが強い中細麺。

濃いめのスープを程良く引っ張ってきてくれます。

今回大盛りだけ頼んだのは、こちらのスープの旨みが完成されすぎていて、いつも麺だけ食べ続けたいと思えてしまうからかもしれません。

ですが各々の具があるために飽きずに箸を動かされてしまいます。

たまに感じる桜海老の香ばしい風味、輪切りの鷹の爪で辛味の変化が面白い。

きくらげのコリコリ感は味よりもその食感で楽しませてくれます。

 

肩ロースのチャーシューは味がしっかりと入っていて濃いスープと相性がいい。

ここにオプションの海老ワンタンや焼海苔が入るとまた味の変化が面白いのかもしれません。

もう口の中がテーマパークや!

 

そんなことを色々と思いながら楽しんでいるうちに終わってしまった!

スープも完飲してしまった…

器が結構軽くて持ち上げやすいんだこれが!

いやーごちそうさまでした!

 

塩と聞いてあっさり系を想像して来られた方はどう思うでしょうかね。

私はこんな塩ラーメンもあるのかと第一印象はかなり衝撃的でした。

長岡を訪れた際には並んでも是非一度は食べてもらいたいラーメンです。

 

人を暖め続ける味噌ラーメン|南魚沼市のどさん子 塩沢17号店

新潟県南魚沼市塩沢地域。

今回ご紹介するのは全国ラーメンチェーン店の『どさん子 塩沢17号店』です。

ラーメン店がひしめき合う新潟で何故チェーン店のどさん子なのか。

近くを車で走っていた時にスグにでもラーメンを食べたくなったからですね!

もちろん理由はそれだけではないのですが。

 

冬真っ只中の南魚沼。

雪もそこそこ積もりましたが、例年よりは少ない印象です。

今年は短期間にドサッと積もって、また溶けて戻るというのを繰り返してます。

 

南魚沼市の中心を通る国道17号沿いを走っていると目立つラーメンの看板。

 

どさん子ラーメンの塩沢店。

こちらのお店はすぐ後ろに高速道路が通っています。

2020年終盤に発生した高速道路の立ち往生の際、動けなくなっていた多くの人を助けたという近隣のお店のひとつがこちらのどさん子。

高速道路の周囲は除雪されていない田んぼが広がっているので逃げられず、国道と接するこの場所が臨時の非常口となりました。

こちらでトイレを済ましたり食事できたり暖を取れたりと、高速道路から降りてきた人はかなり安心できたでしょう。

この報道を見てからずっと気になっていて、今回初めて寄ってみたのでした。

 

近年新しく建て変わりまして綺麗なお店になっています。

このときは降る雪が凄くてノイズみたいになってますね。

遥か昔の小さい頃に何処かのどさん子ラーメンに入った気がするなぁ。

結構楽しみです。

 

目の前には以前紹介したすし道楽があります。

どうやらこちらのどさん子塩沢店と同じグループ会社らしい。

山間のローカル回転寿司チェーン|廻る すし道楽 塩沢本店 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

寿司を食べるかラーメンを食べるか、選択肢があるのは良いですね。

 

創業は昭和47年で50周年とのこと。

昔から前を通るドライバーや近隣の方から愛されているお店です。

チェーン店とは言ってもFCで各々に任せているようで何処も一概に同じ味というわけでは無いようですね。

なおさら楽しみです。

ちなみに新潟県内にはどさん"子"とどさん"娘"という似てるようで違うお店がありますが、調べてみたら別々の系列店らしいです。


入り口前には長椅子が。

混むときは結構混むようですね。

 

店内は小上がり、テーブル、カウンター席があります。

テーブル席はタッチパネルで注文できるようです。

 

今回私はカウンター席へ。

お水はセルフです。

昔ながらのロゴがいい。

 

紙エプロンを使えるようです。

優しさを感じますね。

 

さて、注文をどうしましょうか。

どさん子ラーメンと言ったら"原点"と言うように味噌ですね。

 

辛口やバラエティ豊かなガッツリ系味噌もあります。

他には塩、醤油、カレー、餃子などなど!

 

期間限定麺も!

迷うなぁ。

 

セットメニュー!

お米は地元南魚沼塩沢産コシヒカリ100%。

プラス370円でもつ煮込みやコロッケが付くのは気になるなあ!

 

定食もいっぱい!

もはやラーメン専門店の域を出ている気がする。

 

悩んだ結果、定番の辛口ねぎ味噌ラーメンにしました!

チャーシューが目立っているのはテンションが上がる。


スープは少し酸味が感じられるサラサラ系味噌。

辛味が程よくあって美味しいですね。

やっぱり味噌はご飯を頼んでもいいなぁ。

スープの辛さとネギの爽やかな辛さが合わさって良いコラボです。


ごちそうさまでした!

どことなく懐かしさを感じる暖かラーメンでした。

 

近くのスキー場で楽しんだ後に訪れるのも良いですね。

動いた分、こちらのお店でガッツリ食べましょう!


【公式サイト:どさん子 塩沢17号店】

www.takinogawa-group.co.jp