NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

伝統を引き継いだNewcomer|新潟市角田浜の新潟ラーメンなみ福

2022年9月にオープンしたばかりのラーメン店があります。

『新潟ラーメンなみ福』。

新潟市西蒲区の角田浜にあるラーメン店です。

 

登りやすく難易度が違うコースが多数ある新潟市の角田山。

老若男女に愛される山です。

その角田山の裏側、日本海に面した角田浜にお店はあります。

初めて聞いたとき「あんな場所で!?」と思いましたよ。

だって周囲に民家は無く、本当に海と山しかないんですもん。

 

この日のねまる方面から向かって見えた角田山には雨が降っていました。

あの裏側が目的地です。

 

到着!

雨は上がって晴れ間が出ていました。

到着したのはオープン時間の15分前。

平日ですが既に車がいっぱい停まっています。

 

浜茶屋(海の家)が建ち並ぶ角田浜。

("浜茶屋"って新潟あたりにしか無い言葉なんですね。普通に使ってたけど知らなかった…。)

その中のポツンと独立した1軒が今回の目的のなみ福さんです。

こちらは新型ウィルスが蔓延した年に営業が停止した浜茶屋をリノベーションし、ラーメン店として生まれ変わりました。

 

実はこちらのお店、パンク・ロックバンド Hi-Standardの難波氏プロデュースで生まれたお店で、クラウドファンディングを募ったり店長を募集したりひとつのプロジェクトとして生まれたラーメン店です。

ラーメン自体は新潟市の"楽久"という2021年に閉店した老舗お店の味を引き継いだ、あっさり醤油系とのこと。

様々なストーリーが詰まっているラーメン、とても楽しみです!

 

新しいけど何処か懐かしさも感じる外観です。

 

まずはタブレット端末で整理券を発行します。

番号は14番。

つまり既に13組も入ってるということです。

整理券のQRコードを読み込むとLINE経由で呼び出しがあるらしい。

なので車の中でも待つことができます。

 

入るとすぐお店ではなく、待合室のような空間でした。

 

吹き抜けになった天井には企業名等が書かれた提灯がズラリ!

協力や協賛の企業でしょうか。

 

カフェも併設されています。

ラーメンを食べ終わってからのドリンクも良いかも。

夏なら海で遊んでからの休憩もできそうです。

 

足元に亀が。

 

開店時間になり、最初の方々が呼ばれました。

呼び出しはモニターに番号が出ます。

呼ばれたら店内に入って注文です。

 

番号が呼ばれたので入ります。

メニューは「ラーメン」と「ラーメンチャーハンセット」のみ!

シンプルすぎる!

 

シンプルすぎる券売機。
私はセットを注文。

 

席はカウンター6、テーブル6、座席2です。

 

すぐ後ろが日本海!

凄い立地です。

元浜茶屋ってだけあります。

 

席からは角田岬灯台も見えます。

角田山を登るコースのひとつとなっており、海面から頂上まで行けるコースです。

私も何回か登ったことがあります。

 

着丼!

なんとシンプル、なんと透き通ったラーメン。

 

私はこってり好きのため新潟あっさり醤油は食べたことがなかったのですが、これは美味しい。

懐かしさと安心を感じる味です。

 

麺は極細麺。

もはや素麺のよう。

バラ肉チャーシューはホロホロで原型を残しているのが不思議なくらい。

 

チャーハンも来ました。

美しい色合い。

味は鶏ガラ風なあっさり塩味。

ラーメンにとても合う。

というかラーメンをスープ代わりにして食べてもいい。

 

とってもパラパラ系チャーハンです。

 

余裕で食べられましたね。

いつもは身体のために少しでもスープを残すのですが、今回は全部いってしまいました。

多分優しい味わいのせいです。

ごちそうさまでした!

 

店内ではオリジナルグッズも並んでいました。

 

お土産ラーメンまである。

ラーメンのお持ち帰りも良いかも知れませんね。

 

人里離れたところにあるラーメン店でしたが、優しい味わいのラーメンで癒やされました。

もし新潟五大ラーメンの新潟あっさり醤油ラーメンを食べてみたい方は訪れるといいかもしれません。

しかし超人気店なので休日は行列を覚悟してください!

新潟っていろんなラーメンがあるから面白いですね!

 

【公式ウェブサイト:新潟ラーメンなみ福】

www.namifuku.jp