NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

長岡のおみやげを買うなら|道の駅 ながおか花火館

旅行をした際に持ち帰るのは楽しい思い出話とお土産です。

高速道路に乗ってからのサービスエリアでも良いですが、長岡で楽しんだのならやっぱり長岡で充実した品々から選んだほうが良いと思います!

 

長岡ICに近い『道の駅 ながおか花火館』でなら食べ物もお酒もお米も野菜だって揃います!

 

この夏でオープン2周年!

 

まずは情報提供施設 兼 休憩所。

 

NEMARUは花火館から真っ直ぐ北の方、矢印で指した場所にあります。

道の駅「ながおか花火館」、「パティオにいがた」、「出雲崎天領の里」、「良寛の里わしま」を線で結んだ真ん中くらい。

宝の地図みたいですね。

追記:NEMARUの実際の位置はもう少し上でした。

 

室内の自販機。

屋外にもあります。

 

紙おむつとおしり拭きが売っていました。

なんと便利な!

 

農産物等直売所。

道の駅あるあるですが、街中の花火館にもありました。

 

今年の新米も入ってました!

 

フードコートです。

カレー、ラーメン、スイーツ等、様々な飲食店が集まっています。

花火型の照明が特徴的です。

 

お座敷があるのは嬉しい。

 

長岡花火の映像を見ながらお食事できます。

 

長岡花火ミュージアム 展示室。

長岡花火の歴史や花火打ち上げについての情報を知ることができます。

 

長岡花火で必ず打ち上がる正三尺玉。

打揚筒がデカぁい!

 

花火打ち上げのミニチュア。

宿長が今年観た位置から。

youtube.com

 

懐かしきプリクラ!

しかも長岡花火バージョン。

今でも"プリクラ"って言うんですかね?

 

巨大シアターも。

 

展示室には長岡花火特化のお土産売り場もありました。

結構興味唆る品があります。

 

2階には長岡花火のドームシアターがあり、こちらで当日チケットを買えば見れるようです。

 

しかしスケジュールがあるようで、公式ウェブページで確認しましょう。

 

地場産品ショップ 御貢屋

 

こちらで新潟のお酒やお土産を購入できます。

 

柿の種の棚!

しかも"元祖"浪花屋製菓ですよ。

 

新潟県民なら知ってるであろうドローカルCMのひとつ。

地方でローカルなCMを見るのもまたひとつの旅の楽しみ方かもしれません。

www.youtube.com

 

そして新潟の人なら食べたことがあるかもしれません、柿チョコ。

柿の種にチョコレートをコーティングしたお菓子です。

そんなの合わない?合うんですこれが!

柿の種のしょっぱさとチョコの甘さがベストマッチ!

だからこそ色んな味が出ているんですねぇ。

是非お試しあれ!

 

こちらは新潟県民が日本で一番美味いと疑わないヤスダヨーグルトの安田牛乳コーナー。

実際日本一だと思っています!私も新潟県民です!

 

こちらでも新潟の新米を購入できます。


日本酒コーナー。

 

中に入ると地酒がずらり。

 

日本酒の試飲もできます!

久保田、景虎、清泉…中々なラインアップです。

 

なになに、1000円でおちょこ5杯分が試飲できるんですね。

おちょこも貰えるみたい!

運転してる人は変わってもらいましょう!

 

新潟は日本酒だけと思った貴方!違うんです。

新潟はクラフトビールも活発なのです。

特にエチゴビールは国内製造で全国第一号クラフトビールなのです。

昔は地ビールと言ってましたけどね。

なので県内では大小様々なビール醸造所がありますよ。

 

いろんな長岡が詰まった道の駅。

長岡から出発の際にはぜひ立ち寄ってみてください!


【GoogleMaps:NEMARUから道の駅 ながおか花火館までの経路】

 

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与板町のお惣菜専門店|おかずの家

NEMARUのある与板町で手作りのお惣菜を販売しているお店があります。

『おかずの家』さんです。

とっても分かりやすい店名。

場所はスーパーマルイの裏手にあります。

 

11時オープンなので、早めに行けば多くお惣菜があります。

遅く行くと終わってる品も多いかも。

オープン直後や夕方前は混むことが多いです。

 

時間や日によって出ているお惣菜が違いますよ。

県外から来た人なら見て珍しいお惣菜もあるかも?

 

NEMARUカフェのKAZAANA Cafe STAND(2022年秋現在は休止中)で出していたホットサンドの唐揚げもおかずの家さんの唐揚げを使っています!

タイミング次第ですが作りたてはサクサクホクホクで美味しです!

 

あと宿長個人的には鮭の味噌漬け焼も白米に合って非常にオススメです!

今の季節は新米に合わせたら最高じゃないですか!

オードブルなども注文すれば作ってくれます。

 

食卓に1品加えたいのならおかずの家さんの美味しいお惣菜を是非!

 

【GoogleMaps:NEMARUからおかずの家までの経路】

小さな町のスペシャルティコーヒー焙煎所|ナカムラコーヒーロースターs

NEMARUのある長岡市与板町。

この町にはカフェ兼珈琲豆焙煎所の『ナカムラコーヒーロースターs』さんがあります。

店長は某有名コーヒー店のヘッドロースターを務めた職人さん。

お店には県外からも人が集まるほどです。

 

以前は商店街通りにお店があったのですが、近年違う建物にお引越ししました。

 

店内は白と木目でとても綺麗です。

 

様々な世界の銘柄がずらり。

店長がそれぞれの豆に合った焙煎方法で仕上げています。

毎年海外に直接足を運んで仕入れる徹底っぷりです。

 

こちらでドリンクも注文できます。

勿論テイクアウトもできます。

 

コーヒーに合うお菓子も購入できますよ。

 

私はNEMARUゲストさんにサービスするためのグアテマラを購入しました。

サービスコーヒーについて(ナカムラコーヒーロースターs) - NEMARUのにいがた発見旅

宿長個人的にですが、いつの時間に飲んでもバランスの良いグアテマラが好きです。

 

豆を購入したらラテをサービスしていただきました。

 

ミルクの甘みにエスプレッソの苦味がマッチしてとても美味し!

 

今現在の営業時間は13時から18時までとのこと。

 

オンラインショップもありますので、こちらで豆等の購入もできますよ!

ncrs.theshop.jp

 

NEMARUではナカムラコーヒーロースターsさんの本格的なコーヒー豆をおひとりにつき一杯分サービスしております!

ぜひNEMARU時間でもコーヒーの香りで楽しんでくださいね!

 

【GoogleMaps:NEMARUからナカムラコーヒーロースターsまでの経路】

 

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与板町の便利なお店

NEMARUのある与板町には様々なお店がありますが、生活する上で必須となるお店を紹介します。

 

日本の隅から隅まであるホームセンター、コメリ 与板店

 

セブンイレブン

 

洗濯から乾燥まで、コインランドリー

 

郵便局

 

ガソリンスタンド

 

お酒の専門店、酒広場

 

新潟のローカルスーパー

スーパーマルイ 与板店

こちらはなんと夜12時まで営業してます。

とても有り難い!

 

マルイには様々な地元新潟らしい食べ物も売っています。

私がぱっと思い浮かべたのはミルクヨーカンでした。

見た目は普通の牛乳パックなのですが…

 

中にはぷるぷるに固まった牛乳が目一杯詰まってます。

お豆腐じゃないですよ。

 

もうプルップルです!

甘めの食べる牛乳って感じですが、何かの味に似てるなーと思ったらソフトクリームっぽい!

これはもはやプルップルソフトです。

ぜひ試していただきたい!

 

与板町は田んぼと山と川に囲まれた小さな町ですが、基本は何でも揃います。

NEMARUに到着してから必要なものがあってもスグに買い出しできますよ!

 

【GoogleMaps:紹介した与板町のお店の場所】

ローカル オサカナ プレイス|寺泊水族博物館

寺泊の魚の市場通りを楽しんだ後は水族館に行きます!

『寺泊水族博物館』です。

 

歴史は古く初代は1931年に開館。

そのあと移転したりして現在は3代目で1983年(昭和58年)にこの場所にオープンしました。

私が生まれる前からそのまま残っているレトロな水族館です。

小さいときにもよく来たな〜。

以前の記事で少しご紹介しましたが、海に浮いてるような作りになっています。

寺泊観光のランチ(きんぱちの海鮮定食) - NEMARUのにいがた発見旅

 

最近は新しい水族館がいろいろな場所で建つ中で、とても懐かしい雰囲気です。

 

入ってすぐウミガメ達がお出迎えしてくれます。

 

噛んじゃうのか…。

 

このとき期間限定のパネル展が開催されていました。

 

 

大きな生き物をいっぱい見れますよ!

魚市場を見てきたなら、見覚えある魚もいるかもしれません。

 

見たことも聞いたこともない生き物がいっぱいです。

 

この昭和な感じ!

 

"シュミレーション"

 

地元長岡に生きる水中生物の展示もありました。

 

屋外にはペンギンエリアがあります。

 

飼育員さんの後をついて来てかわいい!

 

休憩できる場所もあります。

 

日本海の真っ平らな海。

 

この昭和レトロな感じのお土産屋!

 

先程のペンギンエリアを上から眺めるができます。

 

屋外に出れるので寺泊の港町を展望することができます。

新潟市方面。

 

出雲崎、柏崎方面。

山と砂浜が続きます。

 

釣れてますか?

 

寺泊水族博物館は昭和の雰囲気を残しており、とっても懐かしい感じの水族館です。

広すぎないので気楽に見れます。

様々な水棲動物が見れますのでお子様は喜ぶこと間違いなし!

今後もずっと続いて欲しい水族館です。

 

【GoogleMaps:NEMARUから寺泊水族博物館までの経路】

 

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毎日お魚祭り!!|寺泊 魚の市場通り

新潟県内でも屈指の観光地が長岡にあります。

日本海の港町、寺泊の『魚の市場通り』です。

海近くの国道沿いにいくつもの海産物市場が軒を連ねています。

最近のブログ記事では山に行ったり海に行ったり川だったり忙しいですが、それだけ新潟は自然環境豊かなのです。

 

訪れたのは土曜日だったので駐車場は満車でした。

県外ナンバーの車がいっぱい!

 

一軒一軒それぞれがお魚やお土産を並べています。

お店の前は食事をしてる人でいっぱいです。


軒先にはカニや魚がずらーーーーっと並んでいます。

歩いて見てるだけでも楽しい!

地魚はもちろん!全国の魚も並んでいます!

なので新潟県内の人も集まるのです。

 

 

こういうのを自分で自由に捌けると料理の幅が広がるんでしょうねぇ。

宿長は最近、自身で釣り上げた魚を3枚におろせるようになりました。(下手ですが)

 

お土産も売っているので、新潟土産をここで購入するのもいいかも。

 

それぞれ店頭では浜焼きを売っています。

勿論その場で食べることができますし、お持ち帰りもできます!

 

番屋汁!玉こんにゃく!あんこう汁!

 

カキ!ホタテ!イカのバター焼き!

 

生牡蠣や生ホタテもその場で食べられます!

 

広い飲食スペースもできていました。

 

この日暑かったので私は塩ソフトのミックスをいただきます!

 

魚市場で仕入れた海産物はNEMARUに持参しキッチンで調理したりバーベキューして美味しくいただけますよ!

箱で買って来られる方も多いです。

バーベキュー道具は有料でレンタルできます!炭も付けられます!

 

ぜひ新鮮な日本海の海産物を楽しんでください!

 

【GoogleMaps:NEMARUから魚の市場通りまでの経路】

 

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餃子セットがオススメ|らーめん三昇のランチセット

もう何回かラーメン記事を投稿していますが、新潟県内はラーメン屋が非常に多いです。

ラーメン屋が潰れても即新しいラーメン屋が入ったりします。

毎日県内のラーメンだけで記事を書けるレベルです。

 

県内には長岡系生姜醤油、燕系背脂醤油などありますが、長岡でも燕系ラーメン店、燕でも長岡系ラーメン店等々、様々な街に存在しています。

もちろん元祖のお店で一度食べてもらいたい気持ちはありますが、ぶっちゃけ滞在地から近かいお店だったり、好きなお店で食べましょう!

 

また、新潟5大ラーメンと強調されていますが、家系、二郎系、とんこつなど様々な味のラーメン店が混在しています。

最近では麻婆麺や担々麺も多い印象です。

新潟はとてもバラエティ豊か。

 

今回ご紹介するのは中之島見附インターチェンジ近くにある『らーめん三昇』というお店。

お店の顔となっている三昇らーめんはいわゆる燕系の背脂醤油です。

元祖となる杭州飯店を紹介する前に来ちゃった。

 

私がいつも頼むのは三昇らーめんと餃子と半ライスセットのBセット。

 

以前はセットでも1,000円越えなかったと思うんですが、時代ですね、しょうがない。

 

セットが来ました!

餃子がデカい!

この餃子が好きなんです。

 

燕系のテンプレートと言える玉ねぎと背脂の醤油ラーメン。

そして太めのモチモチ麺。

スープは濃い目です。

この濃さが白米に合う!

 

私はラーメン屋であまり餃子とライスは頼まず基本ラーメンオンリーなのですが、こちらでは別です。

ラーメン、餃子、ライスの組み合わせが最高にゴールデントリオ。

 

このデカ餃子!

噛むと中から甘みのある汁が溢れてきて最高に美味い。

餃子自体の味が強いので、胡椒を入れた酢だけで美味い。

むしろ酢さえ無くていいかも?

 

ごちそうさまでした!

最高にお腹いっぱい!

 

【GoogleMaps:NEMARUかららーめん三昇までの経路】

 

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新潟の今を形作った東洋一の大工事|信濃川 大河津分水路と資料館

できるのなら大河津分水路を世界文化遺産にしたいくらいです。

NEMARUは日本一長い信濃川のすぐそばにありますが、その日本海に注いでいる信濃川の河口はいくつもあることはご存知ですか?

上流から数えて1つ目が長岡市の大河津分水路河口、2つ目が新潟市の関屋分水路河口、最後が新潟市東港の信濃川河口です。

 

なぜ途中の長岡市で一度日本海に注いでいるのか。

この河口が無ければ県の中心、今の新潟市は…ナインデス。(川平風)

大げさではなく事実です。

実は大河津分水路河口は100年前に通水した、山と川を削り人工的に作られたムチャクチャすんごい河口なのです。

宿長が分かる範囲の知識でざっくりと説明します!

江戸時代まで遡ります。

それまで信濃川は現新潟市のみに河口がありました。

新潟市以南の越後平野は海沿いに山があり、川が日本海に注ぐことができません。

一度大雨になると越後平野の川が大増水、そして氾濫。

海沿いに山があるせいで氾濫した水の逃げ場所がなく、下流域の平野部はいつも洪水の危険と隣合わせです。

それでいくつも消えた村があるとか。

しかも下流域は低地で水捌けが悪く、今のように乾いた田んぼでなく常に湿って沼のような田んぼでした。

農家は船に乗って田とは言い難い沼に稲を植えていました。

これがかなりの重労働だったようです。

現新潟市の内陸、新津辺り(現 秋葉区)は地図にない湖と言われた程です。

これじゃ安定して美味しい米なんか作れませんし命の危険もあります。

大雨が降っても信濃川が氾濫しないように水量を減らすしかない…でもどうやって?

1700年台、昔の人は信濃川の途中に人工的な河口を作り、途中で水を逃がすことを考えつきました。

しかし費用の面や地元の反対で中々工事に至らなかったそうです。

数十年掛かり、ようやく許可が下り工事開始。

ですが色々とありすぐに工事中止。

なんやかんやあり30年程経った1900年代初頭になって工事が再開。

そして今より100年前にの1922年に通水し、工事が完了。

200年程掛かって通水が実現しました。

 

大昔の工事ですがヨーロッパから機械技術を輸入して利用したり、手作業やトロッコなどでも山や川を削り出しました。

当時の日本の人口が4400万人のところ、延べ1000万人が従事したとのこと。

ヤバいですね。

それがなんと今でも改修が続いています。

今の新潟市は海抜0m以下の土地も多くありますが、水害もほぼ無く大きな港街として発展したのは大河津分水路のおかげと言えます。

下流域の乾田の大穀倉地帯も大河津分水路ができ実現しました。

名残として、昔からある信越線が内陸の山沿いを走ってるのは水害を避けるためらしいです。

今では全国的に有名になった燕三条の鍛冶業は、信濃川氾濫で安定しない農業を埋めるための生業として始めたのがきっかけです。

大河津分水路ができ治水が安定してからは、越後平野ど真ん中で新潟市一直線に高速道路ができ新幹線も走り始めました。

新潟市も水量が安定し、川幅も約770mから約270mにまで細くなりました。

結果、萬代橋も橋長を短縮し自動車と路面電車が通れる橋となったわけです。

 

つまり大河津分水路が現在の新潟県民の命と生活、文化を直接的にも間接的にも守ってるわけです。

ーーーー ここまで早口 ーーーー

 

これが宿長の認識ですが、間違ってたらごめんなさい!

以上の事がとっても分かりやすく纏まっている公式の動画があったので貼っておきます!

あの山を拓く ~大河津分水歴史動画~ - YouTube

これらを知ったからには新潟県民は大河津分水路に足を向けて寝られませんね!

今日から全新潟県民は大河津分水路に頭を向けて寝ます!

魚沼や上越、県北の人ごめんなさい

 

ということで遅くなりましたが、今回紹介したいのは『信濃川大河津資料館』です。

日本海に出る大河津分水路河口と新潟市へと向かう信濃川が分かれる燕市の分水という町にあります。

NEMARUからは比較的近い場所です。

なんと入館料無料!

 

新潟は無料や超安価で見れたり入れる場所がとても多い、多すぎます。

最近思うのですが、どこも数百円くらいは取ってもいいと思うのですよ。

少しでも維持管理の足しにしたり、もっと多くの方に知って貰うために使われるならそれは素晴らしいことです。

 

とは言え無料で出入り自由なので気軽にスキップして入りましょう!

 

館内は大河津分水路や信濃川について様々な資料が展示されています。

とても綺麗な資料館です。

 

通水100周年ということで今年はイベントもありました。

 

船に乗って稲を植えるミニチュアも。

 

ふむふむ。

 

な〜るほど。

 

ええい!こんな駄文ブログなんかじゃ伝えきれない!

とても良い資料館なので、頭を向けて寝始めた新潟県民だけでなく、県外からいらした方も是非足を運んで見て知ってもらいたいです!!

できれば年に一度は〜!

 

一番最初に書きましたが、個人的には文化的にも歴史的にも世界文化遺産として推したいレベルの場所だと勝手に思っています。


一見地味ですが凄い場所なので、大昔の人々の苦労、願いや努力、今でも続く人の力で保たれている日常があることをこちらで知って頂けたらと思います!

 

【GoogleMaps:NEMARUから信濃川大河津資料館までの経路】

 

【公式サイト:大河津分水路情報館】

www.hrr.mlit.go.jp

 

食え…食うんだじょ…|トキと自然の学習館 トキみ〜て

新潟県といえばトキの育成と繁殖をしている佐渡が有名ですね。

最近では野に放たれたトキが見れるとか。

実際、宿長は佐渡に行ったときに北の方で飛んでいるのを見ました。

 

実はNEMARUのある長岡市でも見れるんです!

しかも凄く気楽に!

見れる場所は寺泊。

 

NEMARUの裏山のトンネルを越えて広がる和島地域の田園地帯を走ります。

 

案内通りに進むと、入り口が見えてきます。

 

『トキと自然の学習館 トキみ〜て』です。

 

観覧棟の入館料は100円。

やすっ!

中学生以下は無料です!

 

館内は薄暗くなっており、観察だけに特化しています。

 

今見れるトキは5匹。

かなり近くで見れますよ。

 

1日に3回エサを与えるらしいです。

このとき12時50分。

13時からドジョウを与えるようなのでトキを食事風景を見てみましょう。

ってか撮りたい!(ブログのために)

 

時間になり、飼育員さんがドジョウを池に放ちました。

 

さあシャッターチャンス!

こいこいっ!

 

おっ反応した…?

 

…。

 

食え…

食うんだじょ…

 

 

……。

 

 

 

 

うごかねー!!

 

動いたと思ったらフンするし、30分待っても食事する気配全くなし。

ドジョウの方が元気に動いてます。

少し反応ある毎に来るか?食べるか!?と構えてしまう。

(釣りで釣れないとき、次のキャストでは来るんじゃないかと延々続けてしまう心境に似ている…)

 

受付の方が言っておりましたが、どうやらこの日はエサをあげても朝から全然動かないらしい。

しょうがない、生き物だもの。

トキからしてみれば人間何してるんだろうって感じでしょう。

 

結局この日は諦めましたが、食事風景を見れた人はラッキーです。

ぜひチャレンジ?してみてください!

 

トキみ〜てと同じ敷地内には昔の学校の校舎を利用した資料館が併設されています。

入館無料。

 

10万人達成!素晴らしい!

 

1階はトキについての説明や展示がされています。

せっかくなのでトキの生態について知っておきましょう。

 

佐渡は勿論、いまでは新潟県の他近隣県でも放たれたトキが確認されているらしいです。

今後はもっと身近な存在になっていくといいですね。

 

人間にとって効率良く美しく整備された今の水田はエサが少なく、昔の整備前の水田はエサが多く、トキにとっては住みやすい環境らしいです。

 

今日入れた観覧棟はほんの一部だったみたい。

 

2階は地元寺泊の民俗資料館になっています。

 

長岡のトキはとても静かな環境で育ってますよ。

もしかしてわりとすぐ近くで飛んでいるのかもしれません。

 

【GoogleMaps:NEMARUからトキみ〜てまでの経路】

十日町のいたれりつくせり温泉|ナステビュウ湯の山

前回の記事の続き

十日町から長岡に帰る前に、せっかくなので温泉に入りましょう。

キョロロから比較的近場の温泉『ナステビュウ湯の山』に寄ります。

フフフ、今回はしっかりタオルを持参しているのですよ。

 

入館料700円。

17時以降は100円引きになるようです。

タオルのレンタル(有料)もありますよ。


館内に入ってすぐに温泉の香りが。

わくわく。

 

 

温泉は内湯と露天風呂。

内湯はあつめとぬるめの2種類。

サウナもあります。

温泉は塩っぱいです。

浴室の雰囲気は公式ウェブページで↓

松之山の日帰り温泉風呂 | ナステビュウ湯の山

 

露天風呂は内湯のぬる湯よりぬるめです。

目の前には山の風景が広がっています。

風景がいいのでずっと温泉に入ってられますね〜、最高!

内湯のあつめは結構熱いけど、寒くなる冬はこれくらいで丁度良いと思います。

 

感心したのは身体洗う用のタオルが無料で使えること。

それだけでなく、シャンプー・コンディショナーも数種類選んで自由に使えました。

こんな色々と置いてある日帰り温泉は初めてかもしれない。

 

30分くらい入ってました。

かなり暖まったので、何かを冷たいものを飲みたい。

 

お土産売り場に行くと色んな種類のサイダーが!


どうしよう悩む…

 

キミにきめた!

 

スワンと書いてあったので新潟産かと思ったら佐賀産でした。

サイダーらしいサイダーですが、サッパリとしていて美味し!

 

お土産売り場では様々なものが購入できますよ。

 

2階には休憩所もあります。

置いてあるマンガの数がスゲー。

 

並びがバラバラですがワンピース全巻あるかも。

 

食堂もありました。

いろいろあるので長時間楽しめそうです。

 

かなり満足できました。

やっぱり温泉は良いものです。

 

今回は十日町でラーメンを食べて芸術を見て、温泉にも入りました。

長岡までの道、居眠り運転してしまわないように気をつけて帰りましょう!

 

【GoogleMaps:ナステビュウ湯の山からNEMARUまでの経路】

 

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大地の芸術祭 2022(3 後編)|森の学校 キョロロ

前回の記事の続き

大地の芸術祭は「十日町」「中里」「津南」「川西」「松代」、そして「松之山」の6つエリアに分かれています。

今回向かう『森の学校 キョロロ』は松之山エリアにあります。

 

山道を抜けると広い駐車場と不思議な建物が。

『森の学校 キョロロ』です。

同行した妻曰く、見た目が悪の拠点っぽいらしい。

全体的に外壁が錆びた工場のような不思議な外観です。

 

外観の重苦しい無機物感とは違い、中は明るく爽やかめの雰囲気。

館内に入るとまずお土産屋があります。

ここまでは誰でも無料では入れますが、この先は有料。

本来の入館料は500円ですが、芸術祭のパスポートを持っている方は無料で入れます。

 

十日町の動植物の様々な展示を見たり、文化を学ぶことができます。

 

お子様は特に喜びそう。

 

煌めきのチョウ展が開催されていました。

10月16日で終了みたいです。

 

十日町の積雪量がグラフになっていました。

2022年は4メートル超!やばし!

雪国十日町や魚沼辺りは1階が駐車場、2階と3階が居住区という家も多いです。

簡単に埋まってしまいますからね。

ちなみに長岡のNEMARU周辺は積もって1メートルちょっとです。

それでも多いですが。

 

建物の窓も雪の重みに耐えられるよう分厚くできてるとか。

 

このときは閉まってましたが木工コーナーで色々と作れるみたいです。

 

休憩所も。

以前はカフェ?だったみたいですね。

 

館内の奥に何やら暗い空間が。

外観で特徴的だった塔みたいなところを登れるみたいです。

160段…

いい運動になりそうです!

 

暗い階段を登っていきます。

本当に暗いので注意しましょう。

 

しばらく上り続けてようやく明かりが!

つ、疲れた…

 

いきなり開けた!

 

ひゃーたかーい!

 

窓しか無いので高所恐怖症の人は気をつけましょう。

最近はこんなに階段を昇る機会がないので腿が熱い。

 

さて、おりましょ。

 

結構良い運動になりました。

 

中を一通り見終え、外に出たら何やら芸術作品の案内が。

もちろん行きます!

 

林を少し歩くと案内が。

この先、少し暗い雰囲気です。

 

『Y-111 森の精』

 

??

 

こわっ!キモッ!(率直な感想)

顔が付いた布がひらひら。

森の雰囲気もあって、これは中々怖い。

これはガイドブックの表紙になってるやつ?ちょっと違うような…?

顔のリアルなぬりかべ。

 

結構ホラー。

ひとりで日が落ちたタイミングで来たくないですわぁ。

こういう感情に訴えてくるのも芸術なんでしょう。

 

ふう…戻ってきた。

 

いやーシンプルだけど中々インパクトありました。

本来誰も踏み入れないような森でこういった体験ができるのは大地の芸術祭ならでは。

 

もう夕方近いし軽く運動もしたので、温泉に入って帰りますか!

そう、この辺りは温泉地でもあるので色んな温泉があるのです。

 

【GoogleMaps:NEMARUから森の学校 キョロロまでの経路】

 

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大地の芸術祭 2022(3 前編)|6つの徳の物語と鉢の石仏

前回の記事の続き

ラーメンでお腹を満たしたところで芸術鑑賞に行きましょう!

水曜日ということで休祭中なのですが、それでも何か見れないかとガイドブックで探します。

入館料の掛からない作品は見れるはず…

ということで屋外作品が比較的近場にあるようなので行ってみます。

公式ガイドブックを見ると公開日は火水以外とありますが、まぁ大丈夫でしょう。

 

十日町市街地から少し離れて、芸術を見る目的が無いと絶対入らないであろう細めの山道を進んでいきます。

すると少し開けて集落がありました。

 

集落内を進み、外れにある森の中へ。

すると入口が。

脇に駐車場があるので車を停めましょう。

 

入り口は鬱蒼としています。

 

少しだけ歩くと芸術作品『T019 6つの徳の物語』が。

う〜む。

芸術の感じ方は人それぞれ。

 

上ってきた道の先にまだ何かあるようです。

鉢の石仏というものがあるらしい。

 

何やら神秘的というか、ここから先に入っていいのか不安になるような不思議な雰囲気があります。

 

十三仏。

250年程前に掘られたらしい。

整然と並べられた手彫りの仏像が並べられた空間は重みというか、安易に立ち入ってはならないような畏怖を感じます。

まぁ十日町の案内があったので良いのだと思います。

 

立てられている説明に敷石は土足で入ってはいけない、と書いてあります。

多分一三仏のあるこの敷地一帯のことだと思うのですが、中に賽銭箱があるので説明を読まない人はそのまま入ってしまいそう。

あと苔が湿っているので靴を脱ぐのは中々厳しい。

 

正直言って先に見た芸術作品より精神的に来るものがありました。

 

さて、森と歴史を感じたところで次の作品を見に行きましょう。

火曜水曜が休祭日の芸術祭でも、松之山エリアの『森の学校 キョロロ』という施設は水曜も空いているらしい。

ということで次の目的地はキョロロ!

 

道中、野生の動物に遭遇。

アナグマですかね。

目の前に車を停めても全く逃げません。

 

「…… !」

 

「やっぱ逃げよ(トコトコ)」

 

[つづく]

 

【GoogleMaps:NEMARUから鉢の石仏(6つの徳の物語)までの経路】

 

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芸術鑑賞前ラーメン|十日町のまんぷく食堂

3度目の大地の芸術祭!

しかしまたしても予定が空いたのが休祭日の水曜日。

もう屋外に常設されている作品を見よう、ということで十日町へ。

 

長岡をお昼に出発したので十日町でお昼ごはんを食べることに。

以前ねまるにお泊りいただいたゲストさんが教えてくれたお店に行こうと思います!

 

十日町市中心から少し離れたところにある『まんぷく食堂』。

主要道沿いにあります。

 

道路からも見えるバイクが特徴的です。

 

入り口は横にあります。

 

入口前にメニューが貼ってあります。

これ迷うやつ!

 

しかも最初に食券を買うタイプです。

端末の前でしばらく悩みました笑

結果、ブラックラーメンを注文。

なんかこう、強いのをね!食べたかった!

 

屋外のバイクから店内はもっと男の趣味全開って感じの内装かと思ったら、普通に落ち着いた感じのお店でした。

 

席に案内されると、カウンター横に無料のサラダバーが!

これは嬉しい。

せっかくなので野菜も食べてバランスを取りましょう。

この人参ドレッシングが美味しかった。

ラーメン前にサラダをおかわりしてしまいました。

 

さて、ラーメンが来ましたよ!

ブラックラーメンはライス付きです。

富山ブラックに必須のやつ。

 

この黒さ!

本場富山の超塩っぱいブラックラーメンに比べてそんなに塩っぱくは無く、醤油の甘みを感じる優しいブラックです。

最初から胡椒がいっぱい入っていますが、私は胡椒が好きなので更に追加してしまいました。

 

このスープを吸ってくれる細めで加水率低め?のような細麺も好き!

この麺で生姜醤油を食べてみたい。

 

一緒に付いてきたこのご飯が甘くて最高に美味しかったです。

多分十日町か魚沼産だと思います。

塩辛いブラックラーメンにこれまた合うこと。

 

チャーシューは薄め。

これも味が染みていて美味い。

白米の上に乗せたくなる。

 

非常に満足しました。

ごちそうさまでした!

お店を教えて貰ってよかった。

カレーラーメンと担々麺も気になるのでまた来ます。

 

ちなみにこちらは塩ラーメン。

ブラックと見比べて透き通り感が凄い。

さっぱりとしてますが深みもあるラーメンです。

 

店内の大きな窓から東屋が見えます。

食べ終わったら行ってみましょう。

 

東屋からは十日町の田園風景が。

ここでも食事ができるんだろうか?

 

隣には謎の竪穴式住居が。

 

本当は大地の芸術祭記事として投稿するつもりだったのですが、ラーメンだけで長くなってしまったのでラーメン単体の記事にしました。

十日町でお腹減ったときに迷わず行けるお店が出来てよかった!

 

【GoogleMaps:NEMARUからまんぷく食堂までの経路】

 

 

秋釣りの季節です!

10月に入り、気温と共に海水温も下がってきました。

NEMARUのある与板町から海までは片道20分程なので、宿長はこの季節になると平日の朝はほぼ毎日と言っていいほど海釣りに行きます。

なぜ平日かというと、土日は結構混むからですね。

人が嫌というより隣の人が釣れていて自分がボウズなのが辛い…笑

 

港は近い場所だと寺泊、出雲崎、柏崎があります。

寺泊は主に砂地と堤防で比較的大きめの青魚、出雲崎は根魚と小さめの魚やクロダイ狙いでしょうか?

まだまだ釣ったことがない魚ばかりですが。

出雲崎ではキジハタを釣ったこともありました。

 

宿長は海釣り(主にルアー)を始めてまだ2年ちょっとですが、そんな私でも10月から11月いっぱいまで陸からサゴシやタチウオ、様々な青物などが釣れます。

(バス釣りは小学生の頃に少しやってましたが、県でリリース禁止となり、そのタイミングで止めました)

 

始めた頃はルアーも毎回と言っていいほど無くすしライントラブルばかりで釣りにならない日も多かったのですが、通った甲斐もあって今はもうそういうことはほぼ無くなりました。

 

ここらへんではあまり見ないシーバスも釣れたことがありました。

 

港には釣具屋もありますので道具が無くてもすぐ買い足せますよ。

 

私はまだ日本海でしか釣ったことはないのですが、太平洋側に比べ潮の満ち引きの差が少ないみたいです。

もし太平洋側から遠征で来られる方がおりましたら、その辺りの違いの攻め方も楽しんで頂けたらと思います。

海が急に荒れるときもあるので、無理せず油断せず必ずライフジャケットなどを身につけて安全を確保してから楽しむようお願いします!

 

【GoogleMaps:NEMARUから寺泊港までの経路】

 

【GoogleMaps:NEMARUから出雲崎港までの経路】

 

【GoogleMaps:NEMARUから柏崎港までの経路】

地魚の回転(しない)寿司|新潟海宝丸 長岡インター店

ねまるにご宿泊されるゲストさんで、既にご夕食を決めて来られる方がおります。

その中で多いお店が『新潟海宝丸(長岡インター店)』です。

宿長も月に何回かは足を運ぶお店です。

 

関越自動車道の長岡インターチェンジ近くのお店。

画像では分かりにくいですが建物が面白い形をしています。

近くに住んでる方なら知っているかもしれませんが、元々ゲームセンターの建物でした。

 

入ってすぐの店内にはお魚やお土産などが並んでいます。

 

時間によっては割引もされるので、食事後のお土産にもオススメ!

 

奥に進むと飲食エリア。

結構広い空間です。

こちらでは色々なお寿司や新潟の地魚を楽しめます!

テーブル席がメインですが、お座敷やおひとり用のカウンター席も並んでいます。

まだ早い夕方だったので人は少なめですが、夜にはだいぶ混んできます。

 

注文は端末で。

この日は水曜日で、水曜特市。

地魚やマグロなどがとっても安く提供される日です。

なのでそれを目的にしたお客さんで水曜夜はメチャクチャ混みます!並びます!

時間のある人は早く入りましょう。

 

メニューは一皿税込み110円から。

110円皿だけでも充分楽しめます。

 

丼やサイドメニューも多いです。

 

ですがこの日は水曜日。

特市で普段2〜300円する皿が税込み110円等!

季節によってメニューは変わりますよ。

 

何よりまず頼みたいのがアラ汁。

なんと1杯50円!

大きめの具も結構入っています。

 

回転寿司、ではなく、レールで運ばれてきます。

 

お醤油に長岡の越のむらさきを置いているのは嬉しい。

個人的に日常使いもしている好きな醤油です。

NEMARUのキッチンにも常備してます!

 

近年人気ののどぐろ。

3種が乗って税込み396円!

安し美味し!!

 

非常にリーズナブルですが期待は裏切らないお店です。

長岡に来て何を食べるか迷われる方もいると思いますが、海鮮を食べたいときにひとつの選択肢としてオススメします!

 

【GoogleMaps:NEMARUから新潟海宝丸 長岡インター店までの経路】

 

【公式サイト:新潟海宝丸】

www.sanwa-net.com