NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

大地の芸術祭 2022(3 前編)|6つの徳の物語と鉢の石仏

前回の記事の続き

ラーメンでお腹を満たしたところで芸術鑑賞に行きましょう!

水曜日ということで休祭中なのですが、それでも何か見れないかとガイドブックで探します。

入館料の掛からない作品は見れるはず…

ということで屋外作品が比較的近場にあるようなので行ってみます。

公式ガイドブックを見ると公開日は火水以外とありますが、まぁ大丈夫でしょう。

 

十日町市街地から少し離れて、芸術を見る目的が無いと絶対入らないであろう細めの山道を進んでいきます。

すると少し開けて集落がありました。

 

集落内を進み、外れにある森の中へ。

すると入口が。

脇に駐車場があるので車を停めましょう。

 

入り口は鬱蒼としています。

 

少しだけ歩くと芸術作品『T019 6つの徳の物語』が。

う〜む。

芸術の感じ方は人それぞれ。

 

上ってきた道の先にまだ何かあるようです。

鉢の石仏というものがあるらしい。

 

何やら神秘的というか、ここから先に入っていいのか不安になるような不思議な雰囲気があります。

 

十三仏。

250年程前に掘られたらしい。

整然と並べられた手彫りの仏像が並べられた空間は重みというか、安易に立ち入ってはならないような畏怖を感じます。

まぁ十日町の案内があったので良いのだと思います。

 

立てられている説明に敷石は土足で入ってはいけない、と書いてあります。

多分一三仏のあるこの敷地一帯のことだと思うのですが、中に賽銭箱があるので説明を読まない人はそのまま入ってしまいそう。

あと苔が湿っているので靴を脱ぐのは中々厳しい。

 

正直言って先に見た芸術作品より精神的に来るものがありました。

 

さて、森と歴史を感じたところで次の作品を見に行きましょう。

火曜水曜が休祭日の芸術祭でも、松之山エリアの『森の学校 キョロロ』という施設は水曜も空いているらしい。

ということで次の目的地はキョロロ!

 

道中、野生の動物に遭遇。

アナグマですかね。

目の前に車を停めても全く逃げません。

 

「…… !」

 

「やっぱ逃げよ(トコトコ)」

 

[つづく]

 

【GoogleMaps:NEMARUから鉢の石仏(6つの徳の物語)までの経路】

 

関連記事