NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

時には昔の話を(1)

彌彦神社の記事を書いていたら昔を少し思い出しました。

唐突ですが少しだけ過去を振り返りたいと思います。

 

宿長は2011年、自転車旅をするために新卒から務めていた会社を辞めました。

就職して丁度3年近く経ったので良いタイミングかな、と思ったのです。

 

なぜ自転車旅をしようと思ったかと言うと、学生の頃に自転車で新潟から北海道最北端の宗谷岬まで行ったのが始まりです。

旅は辛かったのですが、色んな人に逢ったり知らない土地を旅できて最高の思い出になりました。

社会人になってからも忘れられず自転車で東京に行ったりもしたのですが、ますます旅への想いは大きくなり、

「これじゃこの人生ずっと自転車旅に引きずられちゃうな」と思い、いっそのこと47都道府県全て走り切ればスッキリするだろうと考えたのが切っ掛けです。

 

会社を辞めるときに勿論上司には旅のことは言わず「退社後のことは考えてありまぁす!」と言ったのですが、旅のこと以外全く考えていませんでした。

 

退社直後に東日本大震災が発生し、少し様子見をした後、2011年6月に住んでいた新潟市を出発。

旅の目標が不明確だったので全都道府県庁を写真に収めることとしました。

 

これが出発後に一番最初に撮った写真です。

新潟から北には向かったことがあったので、この旅では逆周りの西に向かいました。

 

隣県の富山に着いてから自転車の調子が悪かったので自転車屋に診てもらったらもう寿命だと言われましたが、そのまま走り続けました。

 

山口のキャンプ場

 

山口 角島大橋

 

熊本 阿蘇

 

結局鹿児島市に入る直前にギアが吹っ飛んで、フェリーで渡った那覇市で修理して全国を走り切りました。

 

沖縄に着いてから初めて利用したゲストハウスとやらがとても居心地良く、1週間ほどの滞在で本州に戻るつもりが1ヶ月滞在してしまいました。

当時まだ全国的にもゲストハウスは少なかったのです。

ここでの楽しい体験が今のNEMARUを作る切っ掛けにもなっています。

 

本州に戻り、10月の北海道で氷点下の夜を経験して死にそうになったりもしましたが、全都道府県を巡って同年11月20日無事新潟に戻ってきました。

 

ほぼ半年で走り切ったので、1つの県の滞在は2〜3日。

1日140kmくらいを走っていました。

北海道ではぐるっと一周回ってほぼ1ヶ月掛かりました。

でっかいど。

全走行距離は1万2254km。

 

走りきって下半身だけ筋肉がムッキムキになりました。

自分探しで旅をする方はそこそこいますが、自分の場合何が見つかったかというと、自宅の布団はどこよりも最高だという事実でした。

余裕があればもっとゆっくり旅をしても良かったですね。

あと、北海道は9月までに脱出しましょう。

 

走って辛かった土地は兵庫県の日本海側、四国太平洋側、紀伊半島。

北海道全般で熊が出るんじゃないかと常に怖かったですが、特に44号線は民家も何も無さすぎて特に(メンタル的に)辛かったです。

熊は結構足が速いので荷物積んだ自転車なんか逃げ切れないですから。

 

北海道脱出フェリーチケットを事前に日時指定で買ってしまったため、襟裳から苫小牧までの180kmをリポDとレッドブルを何本かドーピングし朝4時から午後4時までで走りきった日は体力的に死にました。

走りきった後の苫小牧フェリー乗り場での記念撮影。

10月の寒さで死ぬような経験をした北海道から出れること&無事に苫小牧に着けた喜びで笑ってますが、名古屋行きフェリーの中ではぶっ倒れてました。

 

震災の年だったので東北太平洋側は回避しましたが、後に何度か車で行って、自転車で走ったら高低差で絶対ヤバかったなといつも感じてます。

 

当時、偶然通り掛かった宮城の東松島市では悲惨な状況でした。

隣の松島市では被害が比較的小さかったのに。

地形の違いが異なる結果を生んでしまったようです。

 

水溜りになってる場所に家があったんだと思います。

 

訪れた2011年後半には瓦礫は纏められていました。

 

ということで2011年の日本を自転車で走りまわり、色んな経験をしたり見てきました。

 

また自転車旅をやりたいかというと、もういいって感じです。

それは元々望んだことだったのでオッケーです。

東北で片足の脹脛を痛めて旅の終盤は片足で漕いでいたので、そちらの再発の方が心配です。

 

こうやって定期的に振り返るとなぜ宿を始めたのか、あの頃の想いはどうだったかを思い出せますね。

 

ちなみに旅中に毎日記録していたブログがまだ残っていました。

しかし面倒になったので途中で終わっています。

見ていてくれた人に伝えたい、無事に旅は終わってますよ〜!と。

ameotoko-marukox.blogspot.com

 

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越後一宮のパワースポット|彌彦神社

越後平野を移動してると海側に一際目立つ山々があります。

そのうちのひとつは弥彦山です。

麓の弥彦村には『彌彦神社』があり、新潟県内外から人が訪れています。

地元の方には『おやひこさま』として親しまれています。

 

神社の周囲には様々な観光スポットがあるので、NEMARUにいらしたゲストさんにもご案内することがあります。

 

参拝用の駐車場は無料。

平日ですが結構人がいます。

 

境内に入るとキリッと空気が引き締まった感じがします。

 

本殿までは歴史を感じる参道を歩いていきます。

 

菊まつりの準備をしていました。

毎年これを見ると秋を感じます。

 

樹齢いくつくらいなんでしょうかね。

 

門前で向かい合ってる狛犬がスマートで特徴的です。

 

本殿の背後には標高634mの弥彦山がそびえています。

東京スカイツリーと同じ高さです。

その頂上には奥宮が鎮座しています。

参拝の仕方はロープウェイや車など色々とあるのですが、時間と体力がある方は是非登山で!

地元の小学生も学校行事で登る山です。

 

 

通常、神社の場合多くが「二礼二拍手一礼」ですが、彌彦神社の場合の作法は「二礼"四"拍手一礼」です。

事前にこのブログを見ていて良かったですね!(無理やり価値付ける)

ちなみに出雲大社も四拍手らしいです。

 

宿長は毎年の初詣は彌彦神社です。

ここで必ずおみくじを引きます。

そしてある程度満足する運勢が出るまでチャレンジします。

 

境内には重軽の石があり、ここで願い事を想いながら2つのどちらかの石を持って軽いと感じると叶うとか。

今ではパワースポットと言われています。

以前はそんなに人がいなかったのですが、最近では人が並んでることが多いです。

私も自転車で日本一周の旅をするときに交通安全を願い、この石を持って軽いと感じたので多分叶うと思います!

 

また境内には鹿や鶏がいたり土俵があったり…

 

なんと競輪場があったりします!

調べたら全国で唯一村が運営する競輪場らしいです。

人によっては神社より競輪場の方に馴染みがある方も多いかもしれません。

 

隣接していてなんか不思議な感じですが

 

元々陸上競技場があって、その跡地に作られたらしいです。

しっかりと競輪場敷地内に『彌彦神社競技場』と刻まれてますね。

 

また、競輪場を挟んで彌彦神社とは反対側に宝光院があります。

こちらは苔生して美しいお寺です。

つまり彌彦神社と宝光院に挟まれて競輪場が建っている、ということです。



彌彦神社に戻ります。

参拝者用駐車場に面してお土産屋さんが並んでいます。

私もここでよくおでんこんにゃくを食べました。

 

彌彦神社前にはカフェや温泉宿、日帰り観光施設もあります。

 

これから紅葉の季節になると、また人が多く訪れます。

弥彦村は季節を楽しむ事ができる比較的近場の観光地です。

 

【GoogleMaps:NEMARUから彌彦神社までの経路】

煮干し感じる優しい1杯|一晃亭の追い煮干し中華

信濃川に掛かる長生橋の近くのラーメン屋『一晃亭』さん。

元々は寺泊の魚市場通りにあったお店で、近年長岡の街中に引っ越してきました。

寺泊にあった時に何回か足を運んだことがあったのですが、魚介が染み込んだ素晴らしいラーメンでした。

街中に来てからはまだ行ったことがありません。

 

駐車場は小さく見えますが、奥にも停められるスペースがあります。

 

こちらでは煮干し推しです。

背脂醤油や辛味噌も気になるのですが、やっぱり追い煮干しで!

今確認したら二郎系もあるんですね。

ってか、つけ麺もあった!

 

寺泊にあったときはつけめんを頼んだらサラサラ系が出てきて、ドロドロ系が好きな私はその時は少し後悔したのですが、魚介の旨味が凝縮したスープと出汁に浸かった麺が美味くて感動した記憶。

記憶に残る麺って中々凄いですよね。

こちらでも同じものが出るかはわかりませんが、今度行ったときはつけ麺を注文します!

 

今回注文した特製追い煮干し中華。

大盛り無料でした!

 

透明感のあるスープです。

一口飲むと口の中に広がる煮干しが効いた醤油。

さっぱりとしていてゴクゴク飲める系です。

でも決して薄いとかではないんです。

とても奥深い煮干し出汁のコク!

美味い!

煮干し出汁に安心してしまうのは日本人のDNAに刻まれているのかもしれません。

 

チャーシューもレア感あってプリプリ。

付いてきたゆず胡椒を麺に乗せて食べると味変になって二度美味しい。

 

最近は食が減りあまり大盛りを頼まないのですが、ぺろりと食べれてしまいました。

ごちそうさまでした!

 

ちなみにこちらは海老塩わんたん。

見た目で美しい。

エビの香りが広がっていて食べる前の期待感が増します。

 

また来たくなるラーメン屋さんでした!

 

【GoogleMaps:NEMARUから麺や一晃亭までの経路】

 

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古き良きを感じる新しさ|江口だんご摂田屋店,LIS

最近、長岡市を賑わしてる界隈があります。

摂田屋という地区です。

長岡駅のお隣の宮内駅前、以前記事にした青島食堂の近くです。

 

元々摂田屋には吉乃川という500年近くの歴史を持つ酒蔵と、越のむらさきという醤油醸造所があるのですが、最近は色々な観光施設ができています。

中でも最近できたのは江口だんご摂田屋店とLISというショップです。

その2店は同じ敷地内にあります。

 

LISはLOCAL IDENTITY STOREを略した名前で、蔵をリノベーションしたお店です。

1階はお酒関連を取り扱い、2階は本や民芸品、様々なアーティストの作品等を取り扱っています。

 

一見外から見たら普通の家っぽいのですが、中に入ったらリノベーションされた蔵です。

NEMARUのある与板も家のようで実は蔵っていう建物が多く点在しています。

実はNEMARUの裏庭にも蔵があるんですよ。

 

1階には日本酒やカラフルなリキュールなどが並んでいました。

 

お酒だけではなく新潟お土産も並んでいます。

 

日本酒ガチャもありました。

県内どこかの酒蔵のお酒が当たるみたいです。

新潟って酒蔵数が日本一(宿長調べ)ですから楽しめると思います。

 

2階に上がると雑貨屋さんです。

手ぬぐいだったり本が並んでいます。

 

本も中々面白い本が置いてあり、遊べるような仕掛けがある本もありました。

 

民芸品なんかも置いてあり、まさに蔵を探検してるような感じです。

 

LISの隣は江口だんご摂田屋店。

江口だんごと言えば長岡に昔からある老舗です。

明治時代、信濃川の中洲にあった茶屋から始まったとか!

今の鉄骨の橋が掛かってる信濃川の風景からは想像できません。

お店の中は甘味処になっていて、お団子は勿論、季節の甘味を楽しめるとのこと。

 

屋外に面したカウンターもあり、こちらでも焼きたてのお団子を楽しむことができます。

 

夏場はかき氷も楽しめるみたいです。

私はみたらし団子を注文。

 

焼き立てホッカホカが出ててきました。

付いた焦げ目がまた風味を増してくれて最高に美味しいです。

 

大きすぎず小さすぎず、食後でもペロリといけそうです。

昔の人はこんな感じで旅の途中に茶屋で休憩したんですかねぇ。

 

新潟県って面積が広いですし観光地が分散していて、摂田屋みたいに観光向けのお店が集まっている場所って中々無いんですよね。

こういった場所がもっとできて(計画的に作って)発展したらもっと面白くなると思います。

 

【GoogleMaps:NEMARUから江口だんご 摂田屋店&LISまでの経路】

 

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癖になるコシとみずみずしさの布海苔蕎麦|小千谷市のわたや

長岡市のお隣の小千谷市に行く用事がありまして、お昼過ぎだったのに昼ごはんがまだでした。

何を食べるか考えた時、小千谷に来たなら蕎麦を食べたいなぁと。

それで寄ったのがまだ一度も入ったことのなかった『わたや』さんでした。

 

町の中心近くにあるとても広い敷地のお店。

どうやら創業100周年らしいです!

すごい…

NEMARUはまだ5年超。

そう思うとNEMARUなんてまだまだですね。

 

店内も凄く広いです!

冬の空調どうなってるのかな、なんて要らないこと考えてしまった。

午後2時過ぎなのに外まで行列ができる繁盛店です。

大体お蕎麦屋さんって古民家なイメージがあったのですが、とても綺麗な建物です。

 

しばらくして奥のテーブル席に案内されました。

食べるのはもちろん布海苔蕎麦です。

布海苔蕎麦は主に十日町と小千谷市が有名ですね。

県内でよく『へぎそば』と言われるのですが、『へぎ』という木の器のことです。

そのへぎに布海苔蕎麦が乗ってへぎそばなんですね。

 

ちなみに『布海苔(ふのり)』とはつなぎに使われる海藻のことです。

昔、着物作りに使われていた布海苔を蕎麦のつなぎに使ったことが始まりだとか。

粘り気があるのでコシが凄く強くなるんです!

 

へぎそばのお店は基本何を頼んでも布海苔蕎麦だと思います!

なので、へぎそばを注文しなくても同じ布海苔蕎麦を食べることができます。

ちょっとややこしい!

でもやっぱり量が乗ったへぎの方が、"映える"と思います。

 

私はこの時なぜか異様にネギトロが食べたかったのでネギトロ丼セットを注文。

とても都合がいい。

 

メニュー表には美味しい食べ方が載っていますが、要するに自由に食べてヨシ!ってことだと思います。

 

水気があって凄くみずみずしいんですよ!

家で作っても中々こうはならない…なぜだ…

 

説明通り辛子が付いてきました。

初めての辛子経験でしたが、とてもマッチしていて美味しい!

ありありです。

 

食後は当然蕎麦湯も出てきます。

蕎麦を茹でた湯まで活かすとはおそばすごい。

蕎麦湯はお蕎麦の栄養が溶け出していてビタミン摂取にも良いらしいですよ!

お腹減りすぎてて死にそうだったのですが、大復活しました。

ごちそうさまでした!

各種蕎麦スイーツもあります!

まるで蕎麦のテーマパークですね。

 

 

お土産もありますので家でも食べたいという方は是非!

良い新潟土産になると思いますよ!

 

【GoogleMaps:NEMARUからわたや平沢店までの経路】

 

【公式サイト:わたや】

www.watayasoba.co.jp

 

何回撮り直したか分からない館内紹介動画

このたびYouTubeにNEMARU紹介動画をアップロードしました!

まずは是非一度見ていただきたく思います。

 

【ゲストハウス】普段は宿泊ゲストさん以外は入れないNEMARU館内を歩いて紹介します!【セルフリノベーション】 - YouTube

 

「チャンネル登録お願いします!」

なんてことを動画内に入れる余裕はありませんでした。

本当は忘れてました。

 

動画を作った理由として、ご予約された方が宿泊当日NEMARUにいらして、写真より良かったと言ってくれたことが切っ掛けです。

普通はですね、どうしても写真の方が雰囲気よく見えるはずです。

良いところを抜粋して撮っているのですから。

ところが私の撮り方が良くなかったのか逆転現象になっていました。

ということで枠の中に収まる写真ではなく、実際に施設内を歩いた動画でリアルな雰囲気を感じて頂きたかったのです。

縦撮りにしたのは視野的にリアルな視点で撮れるためです。

 

今回初めて真面目に動画編集をしてアップロードしました。

元々チャンネルは作成していたのですが放置してました。

ライブ動画をアップしたことはありましたが。

 

動画は5つくらいに分けて撮っているのですが、それぞれで撮り方や順序、スピードなど中々苦労しました。

ドアの開け方ひとつで何回撮り直したか。

編集に使ってるMacもスペックが良くなくずっとファンの音が鳴りっぱなし…

 

YouTubeの動画メインで毎日アップしてる人は凄いですね。

字幕やサムネイルにも拘って作ってるんですから。

私はこの動画を仕上げるのに3日掛かりました。

 

そんな感じの裏話?でした。

ぼやきながらも動画撮影も結構面白かったので、今後も少しずつ上げていこうかな

と思っています。

サービスコーヒーについて

NEMARUは最近サービスドリップコーヒーを始めました。

おひとり様につきコーヒー豆10g(約コーヒー1杯分)をご用意しております。

 

元々自由に飲めるネスカフェバリスタが置いてあり、今でも置いてあります。

それとは別に豆から挽けるドリップコーヒーを置いたのは、NEMARUでの時間とコーヒーそのものをより楽しんでいただくためです。

 

正直言って豆を自身で挽くのは手間がかかります。

面倒なのはそれはそれでいいと思うのです。

逆にその『面倒』をNEMARU時間で楽しんでいただけたらな、という思いです。

手間をかけて挽いたコーヒーがまた美味しいんです。

でも本当に手で挽くのはいや!という方には実は電動コーヒーミルも置いてあります。

 

飲むタイミングは食後や早朝だったり、それが屋外だったり、お好きな時間やシチュエーションでお飲みください。
ちなみにドリッパーはCAPTAIN STAGのセットを置いてあります。

他にもペーパードリップやフレンチプレスもご用意しております。

淹れ方の本も置いてありますので、初心者の方は読みながら楽しんでみてください!

 

 

コーヒー豆は地元与板の『ナカムラコーヒーロースターs』さんで焙煎されたコーヒー豆を使用しています。

NEMARUに置いてあるのはコクや酸味などバランス良く飲みやすいグアテマラです。

この豆を楽しんでいただき、気に入られたりもっと違う風味を楽しんでみたいと思ったなら、ぜひナカムラコーヒーロースターsさんに足を運んでみてください!

もちろん宿泊時にお好きな豆をお持ちいただくのもオーケーです!

※無料サービスは告知なく内容変更や終了する場合があります。ご了承ください。

 

【GoogleMaps:NEMARUからナカムラコーヒーロースターsまでの経路】

 

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見附の二郎系ラーメン|弐豚の豚そば

最近の宿長は二郎系ラーメンにハマっています。

二郎系ラーメンって知っていますか?

一般的に太めの麺に野菜と分厚い肉がたっぷりと乗った濃厚乳化スープのラーメン系のことです。

元祖となるラーメン二郎の支店が新潟市にもありますね。

ラーメン弐豚さんは比較的新しいお店です。

NEMARUからは与板橋を渡って真っ直ぐ行ったところにあります。

二郎系のお店で特徴的な黄色い看板。

元々は喜多方ラーメンのお店でしたが数年前に入れ替わりました。

 

入り口で食券を買います。

今回はベーシックな豚そばを注文。

暑いときには汁なしを頼むことも多いです。

 

店内に入り席に案内されると麺の量、野菜の量、にんにくの量、油の量などを指定できます。

麺の量は通常が270グラムなので注意!既に結構多い量です。

初めてで不安な方は無理せず減らしましょう。

逆に全然いけるという方は麺と野菜大盛りも。

宿長は怖くて頼んだことがありません。

麺少なめ、野菜多めなんかも面白いかもしれませんね。

今回は全部普通、ニンニク抜きをお願いしました。

二郎系によく聞く変な呪文を言う必要はなく、スタッフさんが席でひとつひとつを丁寧に聞いてくれるのでそこはご安心ください!

まだお昼前ですが既に客席が埋まるほどの人気店です。

 

ラーメンが来ました。

写真を上から撮ったのでインパクトが分かりにくいですが、麺の上にもやしが乗って山になってますこれ。

 

席には調味料と刻んだ玉ねぎが置いてあります。

自分の好みに使っちゃってもいいと思います。

 

私は最初に玉ねぎをたっぷりと入れちゃいます。

 

チャーシューも分厚い。

もはや角煮って感じです。

味が染みてかなり柔らかいんです。

 

私は普通の量でお腹いっぱいです。

ごちそうさまでした!

 

いつも食べ過ぎたと軽く後悔するのですが、何故か何度も足を運びたくなるのです。

 

【GoogleMaps:NEMARUからラーメン弐豚までの経路】

 

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与板町の平日限定ランチ|久廼弥の二品定食

長岡市ではお昼ごはんを楽しめるお店がいっぱい。

以前ブログで紹介した生姜醤油ラーメン、寺泊の海鮮定食もありますが、正直このブログでは紹介しきれない程お店があります。

紹介していったらラーメンブログになると思います。(それもいいのですが)

個人的によく足を運ぶお店と言えば、ご夕食付きプランの記事で紹介した『久廼弥(ひさのや)』さんです!

美味しいというのは当然でNEMARUから近いという理由だけでなく、毎日変わる2品選べる定食が素晴らしすぎなんです。

右側と左側の入り口がありますが、お食事は左側の看板がある方です。

宿長が初めて入ったときは右側の宴会場の方へ堂々と入ってしまいました。

 

NEMARUと同じく商店街通りのひとつ裏手にあり、落ち着いてランチを楽しめますよ。

カウンターがあるのでお一人様でも全然オッケーです!

 

本日のランチメニューはこちらの5品から。

自由に選べるのって素敵。

二品定食の他にもランチメニューが沢山なので、お好きなお昼ごはんを選びましょう!

 

この日頼んたメニューはこちら!

アジの刺身とアジフライ。

どんだけアジ好きなんだよ!

白米は勿論地元産。

なぜ和食屋さんのお味噌汁って一味違うんですかね。出汁かな?

注文後の調理なのでホッカホカですよ!

小鉢、お漬物も付いてきます。

 

ちなみに下の画像は別の日。

鮭の腹身の塩焼きと鱈煮付けだったでしょうか。

ホント毎日変わるので飽きがありません。

今日は何かな?と、いつもワクワクです!

これで税込み750円!(2022年9月現在)

いいのその値段で!?

(市内の多くの)ラーメン1杯よりと同じかそれより安い…

ここまで本格的なお料理なら値段上がっても全然いいです。

ご飯大盛りは+50円ですので、地元産コシヒカリを楽しみたい方は頼みましょう。

 

お腹いっぱいになりました!

ごちそうさまでした!

ディナーもランチも楽しめる素晴らしい日本料理屋さんです。

NEMARUにお越しになった際にはぜひ!
ランチ営業は11:30〜1:30(ラストオーダーは1:00)です。

土曜日曜祝日のランチはお休みなのでご注意ください。

 

【GoogleMaps:NEMARUから久廼弥までの経路】

 

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チェックアウトについて

チェックインでお迎えし、チェックアウトでお見送りするまでが宿でのお時間となります。

チェックアウトからの出発が新たな1日のスタートとも言えます。

そんな1日の始まりもスタッフ(宿長)がお立ち会いをさせていただいております。

お立ち会いの理由は忘れ物の確認と記念撮影です。

お宿での忘れ物は旅の心残りにもなりかねません。

それもひとつの思い出ですけどね。

なのでチェックイン時にチェックアウトの予定時刻をお伺いいたします。

勿論いつでも変更可能です。

結構モバイル充電器のお忘れ物が多い印象です。

頭より下の位置にお忘れ物があると結構気が付きやすいのですが、上の位置はかなり気が付きにくいです。

当日ご一緒に確認をさせていただきますが、それでも出発後に見つかった場合はお電話にご連絡の上、着払いにてお送りさせていただきますのでお願いいたします。

記念撮影はNEMARUオープン当時からの伝統のようなもので、ゲストさんの思い出の一部となるようお写真を撮らせていただいております。

現在(2022年)はその場で現像した記念旅チェキのプレゼントも行っております!

 

SNSへのアップロードも付随しておりますが、それらはチェックイン時に必ずご確認します。

「写真は欲しいけどSNSは…」

「今回はプライベートなので…」
という方もご希望の通り対応させていただきますので大丈夫ですよ。

NEMARUでアップロードしているお写真は全て許可の確認を経ています。

SNSはInstagramとTwitterに上げさせていただいております。

 

廊下にはこれまで泊まられた方のお写真を並べております。
リピーターさんと写真を見て
「あの時はあーでしたねー」

なんてお話をしたいものです。

基本は素泊まり宿ではありますが、ただ泊まるだけではなく大切な思い出となれるよう、新潟旅をサポートいたしますのでよろしくお願いします!

 

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チェックインについて

今回はチェックインの流れについてご説明させていただきます!

 

NEMARUでは必ず宿長立ち会いにてチェックインのお手続きをさせていただいております。

初めてご利用するゲストさんには直接ご説明させていただくことで、予め疑問質問などをお伺いし、宿での時間をモヤモヤなく楽しく過ごしていただくためです。

なので少々お時間をくださいますようお願いいたします。

ちなみに一度ご利用されたリピーターさんは簡潔に終わるので、比較的早めにごゆっくりとできます。

 

NEMARUに到着後、チェックインは玄関入ってすぐのフリースペースにて行います。

利用規約がございますのでご確認していただき、代表の方に宿泊者名簿に必要事項を記入していただきます。

 

宿泊者名簿は手作りです!

構成は少し変わりましたが、5年前のオープン当初からスタイルはほぼ変わっていません。

昔よりは簡潔になったかな?

 

料金はチェックイン時払いとなっております。

県民割などがあればこの時のお手続きとなります。

チェックインのお手続きが終わりましたら、館内のご案内をさせていただきます。

これもオープン当初から今まで変わりませんね。

 

玄関には鍵が付いてますのでゲストさんは買い出しに出掛けたり、遊びに出掛けたりと、いつでも自由に出入りができます。

 

NEMARUは居間はフリースペースひとつだと思われる方が多いのですが、もう一つ奥に6畳間がございます。

なので例えグループの方でも2つの居間を別々に使えますよ。

最近は屋外スペースも広くなったのでもっと自由です!

 

※画像は冬

 

館内説明が終わりましたらスタッフ(宿長)はこの後退館しますので、あとはご自由にお過ごしください!

何かご質問等がございましたら館内に設置してあるお電話にてお呼びください!

 

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お子様と楽しくお過ごしいただけるように

2022年現在、NEMARUでは小さなお子様連れのゲストさんのために様々な備品や設備をご用意しております。

例えば…

ベッドに敷く防水シーツ

 

小さなお子様用の便座

 

トイレでの踏み台

 

お子様用の全身シャンプー


他にはお子様用の湯船などなど。

これらは全部無料でレンタルさせていただいております。

あとは小さなお子様でも遊べるボードゲームもございます。

NEMARUは館内持ち込み自由ですので、お気に入りのシャンプーやおもちゃ等をお持ちいただいても勿論オッケーです!

平屋を貸し切りですので他の方を気にせず、広い畳のお部屋で足を伸ばせますので悠々とできますよ。

畳のサラサラ感が足裏への刺激になるようでとても気持ちよさそうですし、走り回ってとても楽しそうです!

 

町中なのに裏は山という面白い環境ですので虫取りもできますし、季節によってはお野菜も採れます。

冬には雪が1メートルは積もりますので雪遊びもできますよ!

どれもお子様にとっては五感を刺激するような経験になると思います。

 

注意点として、建物は古民家をそのまま利用しているため小さな段差などがございます。

完全バリアフリーではありませんし小物も多少ございますので、館内でもお子様から目を離さないようお願いします😊

 

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『新潟らしさ』を目指したご夕食付きプラン(久廼弥)

新潟と言ったらまず思い浮かべるのはお米!お酒!

多くの方がこれだと思います。
間違いないです!ど真ん中ストレート!

でもそれだけではないのです。

 

新潟は広く上越、中越、下越、佐渡と大まかに地域が分かれており、またそれぞれが個性的なお料理や名産があります。

例えば雪国魚沼は日本有数のお米の産地、燕三条は金属加工、新潟市では果物、佐渡ではブリや柿、県北村上では鮭やお茶、上越では紅ズワイガニ等々…様々です。

あとは十日町や小千谷辺りではへぎ蕎麦、全体的にラーメン、カレーなんかもありますね。

地域で特色が違うのは、雪国と括って言えない気候の違いと歴史にあります。

が、この地域話はまた違う記事で書けたら。

 

NEMARUは元々完全素泊まりのお宿でした。

お越しになられたゲストさんが自由に料理をしたり食べに出掛けたり、そういう需要はあったのでそのままでもいいかな、と思っていたのです。

と言うか楽しいんですよね、それが!

 

ですが自分自身が県外に出掛けて感じることがあるのは、旅先で何を食べるか(食べられるか)という不安と労力。

勿論、旅先でリアルに話を聞いて探し発見する楽しみはあります。
と言っても、誰しもがそうではないのです。

特に長距離を移動して来られた方はもう移動したくないと思われる方もおります。

そういった方々に、折角来て頂いた新潟の、新潟らしい最高のご夕食を事前に提案できたら…そして到着する目的となったら…と考えるようになりました。

 

NEMARUから歩いてすぐのところに『久廼弥(ひさのや)』という日本料理屋さんがございます。

昼間はランチ、夜は居酒屋を開いているお店です。

当日のお食事に迷われているゲストさんには久廼弥さんをご案内することも多いのですが、私から久廼弥さんへ提案し、ご夕食付き新プランのメニュー作りに協力して頂ける運びとなりました。

ありがとうございます!!

ということで、お食事の会場は久廼弥さんとなります。

 

店内は狭すぎず広すぎず、とても落ち着いた雰囲気です。

ご主人は東京銀座で修行していた経歴の持ち主。

 

カウンターと小上がり、当日の状況によっては個室もご利用できます。

 

ご夕食付きプランを作る上で考えていたのはリーズナブルに楽しめるメニュープラン。
そしてガッツリと楽しめるメニュープランもご用意したい。

まずリクエストの多い新潟のお米は外せません。

そして新潟のながーーーーーーい海岸線の先に広がる日本海で採れる海産物も、外せないと思うのです。

 

そこでやっぱり海鮮丼です。

元々久廼弥さんのメニューに海鮮丼は存在しているのですが、より満足していただけるようネタを更に追加していただきました。

通常は夜のメニューには付かない季節の小鉢と味噌汁、こちらも付けていただき、更に満足できる海鮮丼プランが出来上がりました。

 

もうひとつのガッツリメニューと言われた味覚御膳プラン。

こちらはお刺身と地元産コシヒカリの塩むすびをメインに、新潟の気候や文化から生まれた地域のお料理をしっかりと楽しめるメニューとさせていただきました。

内容はプロである久廼弥さんのご主人にお任せしております。(宿長は宿業に徹します!)

 

主に新潟の港から水揚げされた魚介類を使用しておりますので、その時々の季節や気候によりメニュー内容は変わります。

なので、海鮮丼も味覚御膳も都度楽しめるお食事となっております!

今はサーモンも佐渡で養殖されているんですって!

ちなみにお子様向けのお子様弁当もご用意してございます。

 

旅館で提供されるお食事と少し異なる点は、他に食べたいお料理がございましたら追加注文できることです。

勿論ドリンクメニューもございますので、当日お食事に合わせて新潟の地酒なども楽しむことができますよ!

 

これらの『新潟らしさ』を目指した特別なお食事はNEMARUにご宿泊でないと楽しむことができません。

もしかしたら今後、新しいお食事プランも生まれるかもしれません。

自由な旅をしたいという方は今まで通りの素泊まりもオススメです!

 

このようにご夕食付きという選択肢もございますので、ぜひNEMARUと久廼弥さんで貴方だけの新潟観光を楽しんでください!

 

【GoogleMaps:NEMARUから久廼弥までの経路】

 

ご夕食付きプランの内容はこちらから!

www.nagaoka-nemaru.com

優しい食パン|べっこうや

最近ご宿泊利用された方は知ってると思いますが

2022年現在、NEMARUでは軽食サービスとして食パンをご用意しております。

朝食に食べてもよし、小腹が空いたときに摘んでもよし、ご用意してあるホットサンドメーカーと焚き火台(レンタル)でアウトドアを楽しんでもよしです!

置いているのは主に地元商店街にあるパン屋さん『べっこうや』さんの食パンです。

(長期祝日のときは他のお店のパンを置いている場合もあります)

 

お伺いしたら、べっこうやさんの食パンは卵を使用してないそうです。

卵アレルギーで食べられないお子様でも安心して食べて頂くために作ったのだとか。

それを実現するために、だいぶ苦労されて作られたみたいです。

宿長自身も最近知りました。

 

なので卵アレルギーを持っているお子様でも気にせず食べられる、優しさの塊のような食パンなのです。

それでいてあの柔らかさと旨味は凄いですね!

 

お店は朝8時半くらいから、

お休みは日曜祝日とのことです。

お昼前くらいが一番品揃えが多いとのことです!

パンを気に入ってもらえましたら是非お店の方に足を運んでみてくださいね!

※サービスの内容は告知なく終了したり変更する場合がございます。ご了承ください。

 

【GoogleMaps:NEMARUからべっこうやまでの経路】

伝統のファストフード|道の駅R290とちおの油揚げ

軽く小腹を満たしたい…

行くのはマック?スタバ?

いえいえ、栃尾です!

 

長岡の山間部にある栃尾地域(旧栃尾市)。

『栃尾のあぶらげ』って聞いたことありますか?

地域伝統のデカくて分厚い油揚げのことです。

歴史的には江戸中期辺りから200年以上続いているらしい、栃尾のソウルフードです。

 

栃尾地域にはざっくりと調べて16店舗程油揚げ店があるようです。

興味あるけど、どこのお店行けばいいんだろ?

と迷ってるあなた。

全部のお店に行きましょう!

 

なんていうのは中々難しいので

私のオススメは栃尾の道の駅です!

栃尾市街地中心部に近いところにある『道の駅R290とちお』。

こちらの屋外に、揚げたてをその場で食べられるお店があるんです。

 

パッと見、キッチンカーのような風貌。

こちらで注文しますよ。

 

回注文したのは『ねぎ付きあぶらげ(400円)』です。

注文してから揚げてもらえます。

 

すぐに出てきました。

醤油を上から思いっきり回し掛けましょう。

中はただ豆腐が詰まってる訳ではなく、フワッフワなケーキのスポンジな感じです。

なので揚げたてで表面サックサク

中はジューシーでふわっふわ!

大きさは20センチはありますが軽く食べれちゃうんです!

気軽に間食として食べられる軽さは最早ファストフードです。

うーん、うまい!

 

まだお腹に余裕がある方は『揚げ餅(2個付き200円)』も注文しちゃいましょう。

揚げ餅は揚げるのに4分程時間が掛かります。

こちらはその名の通り揚げたお餅ですが、もち米の甘みと醤油の甘みが合わさってこれまたホクホクで美味い!

 

今回はねぎ付きを食べましたが、『キムチ味』もオススメです。

と言ってもキムチそのものが乗っているわけではなく、甘辛のコチュジャン風ソースが乗っています。

個人的にはこっちの方が少し重みが合わさって好きです!

辛みが好きな方はこちらも是非!

 

栃尾を通れば魚沼方面や福島にも抜けられるので

旅の途中に休憩がてら立ち寄るのも良いと思います!

 

【GoogleMaps:NEMARUから道の駅R290とちおまでの経路】