長岡市は過去に大きな震災に見舞われました。
2004年の新潟県中越地震です。
更に2007年にも新潟県中越沖地震が発生。
その際の経験から防災意識が一気に高まり、様々な対策が取られるようになりました。
駅近くの長岡市民防災公園もそれを教訓にしてできました。
今回紹介する『長岡震災アーカイブセンター きおくみらい』も震災の記憶を後世に残し、活かすために設立されました。
場所は長岡駅前の大手通り沿いのビル内にあります。
中に入ると高い天井のある空間。
この階段を上がった先にあります。
なにやら勉強できる階段Study Stepという場所が出来ていました。
略してスタステ!
NEMARU Stay&Discoveryも無駄に長いので略すとネマステ!
インドの挨拶みたいですね。
このときは平日昼間で学生はおらず社会人が休憩してました。
スタステ!を越えると"きおくみらい"です。
入館無料。
中越地震当時から今に繋がる様々な情報を見ることができます。
宿長は生まれも育ちも長岡ですが、当時私は東京に居たため地震は経験してません。
自身の部屋で土曜夕方6時からのテレビ番組を見るため横になってたらメチャクチャ揺れたので、調べたら震源が新潟の中越だったので驚いた記憶。
実家のテレビが落ちたり新築の壁にヒビが入ったりと結構な被害だった模様。
新幹線も脱線したりと酷い状況なので結局実家には帰れず。
なので当時の状況を知れる施設は、長岡に住むにあたって大切な存在。
今ではよく聞くエコノミークラス症候群も中越地震からフォーカスされ始めました。
中越地震当時の様子を伝えるだけでなく、これから被災したときのための備えについて展示がされていました。
非常食にも色々とあるようです。
このレスキューフーズなんてパッケージがとても良いですね。
すぐにでも食べたくなっちゃう。
寝る場所についての展示。
テントは勿論ですが、冬場の寝袋は超重要ですよね。
私は自転車旅の10月の北海道で夏用寝袋しか持ってなく凍死しそうになりました。
他に水害後に遭った家屋の対応方法についての展示がありました。
最近では東北や新潟県下越の大雨による水害がまだ記憶に新しいです。
新潟へのインターン「にいがたイナカレッジプロジェクト」コーナー。
中越防災安全推進機構は当プロジェクトの母体でもあります。
地域を知ってもらうこと、実際に住んでもらうことも大切な防災になるかもしれません。
記憶に留めるのではなく、記憶を次に活かすことが大切だと感じました。
これからの防災のために是非一度訪れることをオススメします。
【公式ウェブサイト:長岡震災アーカイブセンター きおくみらい】
【公式ウェブサイト:にいがたイナカレッジ】