実際に行ってみた!雪国にいがたの1月の積雪状況|2023.1.5
新潟県と言えば冬は日本海から運ばれてくる雪雲により大雪が降る豪雪地と言われています。
が、実際は地域によって降雪量や積雪量はさまざま。
場所によっては10kmも移動すれば「同じ新潟県内か?」と思えるほど積雪量が変わります。
今どれだけ雪が積もっているのか気になったので、寒波により大雪注意とメディアで言われた辺りの2023年1月5日の朝から実際に足を運んで見に行ってきました!
行動範囲はねまるのある新潟県中越と呼ばれる地域を中心に海から山に掛けて。
調べ方は目測で「大体このくらいだろう」的な感じで結構適当です。
主に雪下ろししていないであろう民家の屋根や地形等の積雪の断面を見て判断しています。
路肩にある雪は除雪により積まれていて参考にならないので無視しています。
移動中も積雪が増えたり溶けたりするので一応訪れた時間も記載しています。
ちなみにこの日に訪れた場所の気温は2℃から-2℃までの範囲でした。
なので積雪が増えることはあっても溶けることはあまり無いと思います。
以上のことを踏まえて雪どれだけ積もっているか発見旅を始めましょー!
Googleマイマップでもまとめていますので、そちらを見ると訪れた場所が分かりやすいと思います!
1.NEMARU 3cm(8:30)
朝にねまる前の地面の積雪をみたら地面がほんのりと白くなる程度でした。
2.長岡(与板) 3cm(10:30)
ねまるのある与板地域の田園地帯。
地面が少し見えています。
与板地域は海寄りで長岡市内でも雪が少ないほうです。
しかし積もるときは1mくらい積もります。積もらないでくれたのむ
3.出雲崎 0cm(10:50)
出雲崎の港。
この日は雪が軽く降ってはいますが積雪は0cmでした。
新潟県の海沿いは年を通して雪がほとんど積もりません。
ですが稀に警報級のときは積もる事もありますし、高い山が近いなど地形によっては例外はあります。
雪があまり積もらない代わりに冬は風がメチャクチャ強いです。
釣りでルアーを投げると返ってきます。
4.長岡(寺泊) 0cm(11:15)
長岡市の港町、寺泊。
こちらも出雲崎と同様で積雪はありません。
新潟に入ってできるだけ雪を回避したい場合は海沿いがオススメ。
ただし風に注意。
5.弥彦 0cm(11:40)
観光地である弥彦村。
こちらは少し内陸ですが0cm。
弥彦山の山頂付近には積もっています。
大人の隠れ家的な里山カフェ|弥彦村のalegre(アレグレ) - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅
新潟は北より南の方が雪が積もると言われていますが、正確には海に近い平野部には少ないと言った感じです。
この日は見ていませんが、弥彦村以北の新潟市など海沿い平野部には積雪なしと想像できます。
また、お隣の燕市や三条市の平野部にも雪はほぼありませんでした。
6.三条(下田) 30cm(12:40)
三条市内で周囲を山に囲まれた自然が豊かな下田地域。
平野部であり積雪がほぼない三条市街地から、少し山に入っただけでいきなり積雪となりました。
地形によって景観が大きく変わるのが新潟の特徴ですね。
7.長岡(栃尾) 40cm(13:00)
三条下田地域から少し南下して再び長岡市。
油揚げで有名な栃尾地域は長岡市の山間部。
伝統のファストフード|道の駅R290とちおの油揚げ - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅
下田地域よりも積雪は増え40cmくらいでした。
ここから山に入るとさらに増え、100cmくらいにはなると思います。
同じ長岡市でも0cmから100cm以上まで大きな振れ幅があります。
なので天気予報で長岡市の積雪・降雪予報があっても、正直あまり当てになりません。
8.魚沼(守門) 150cm(13:50)
栃尾地域の山を抜け、長岡市よりさらに内陸部にある魚沼市の守門地域。
新潟県内でも特に雪が積もるガチ雪国です。
この日の路肩の積雪は身長を超えていました。
しかしこれはまだ多いとは言えず、年間を通し多いときには300cm以上になることも。
9.魚沼(小出) 100cm(14:30)
魚沼市の中心地、小出。
守門よりも雪は少なくなりますが、長岡市などの平野部に比べたら雪国らしい積雪です。
この辺りまで来ると日中でも頻繁に働く除雪車を見ることができます。
なので中途半端に降る地域よりも主要道は常に除雪されていて走りやすかったりします。
10.南魚沼(六日町) 100cm(15:15)
南魚沼市の中心、六日町の街中。
こちらも小出とあまり変わらない積雪でした。
ですが高い山に囲まれているので、山に近づくと積雪はグッと増えると思われます。
この辺りまで来ると大きなスキー場が増えてきます。
11.南魚沼(塩沢) 120cm(15:40)
六日町から南下した塩沢地域。
積雪はほんのりと増えました。
ここから更に南下すると群馬県に接する湯沢町があります。
駅ナカの雪国観光|越後湯沢駅 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅
今回は湯沢町には行きませんでしたが積雪は更に増えると思われます。
「「新潟の雪が凄いです!」」とテレビ番組のライブ映像で流される事が多い苗場スキー場は、その湯沢町の山の奥の奥。
もはや特別な土地です。
苗場が猛吹雪でも平野部が0cmなんてことは良くあります。
12.十日町 80cm(16:40)
山を越えてお隣の十日町市。
十日町といえば雪まつりが有名。
今年は1月14日から大地の芸術祭2023冬があるみたいですよ。
この日の街中は魚沼より積雪は少なめでした。
ここから更に山の中に入ったり、長野県に接する津南町に向かうと積雪は増えます。
大雪が降ると津南町は度々報道されたりしますね。
13.小千谷 80cm(17:20)
十日町市から北上し、長岡市に隣接する小千谷市。
この小千谷市を境に大きく雪が増えたり減ったりします。
14.長岡駅 30cm(18:00)
最後は長岡市の中心、長岡駅。
毎日が日本酒の利き酒祭|ぽんしゅ館 長岡驛店 - NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅
ねまるのある与板より内陸で山に近いので積雪は増えています。
ですが魚沼や十日町に比べたら少ないので雪国というのも申し訳ないような気がします。
ということで一日で海から山までぐるっと周ってきました。
本当は上越や柏崎にも訪れたかったのですが、高速道路を一切使わなかったのでさすがに時間が足りませんでした。
県外から見れば新潟県はどこも雪国という認識だと思いますが、県内の地域によって積雪量は0cmから300cm以上まで様々です。
山に囲まれた新潟県の場合、県境(山)に近づくと雪が増えるという認識で良いと思います。
正直新潟県って冬は寒いし曇りが多くて溜息出たり雪で困ることも多々あるんですけど、偶に見える青空や雲の表情が美しかったり、夜の街灯が幻想的だったり、広がる白い雪原に心が癒やされるなんて瞬間も多いんです。
で、結局何が言いたいかというと
『様々な風景が見られる、冒険的な新潟県に是非遊びに来てください!』
ということが言いたかったのでした。