NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

2023年度 長岡大花火大会についてのあれこれ

いよいよ8月!長岡の夏と言えば長岡まつりと長岡大花火大会です。今年は4年ぶりの通常開催ということで大盛り上がり間違いなしです!毎年NEMARUは宿泊予約開始で花火大会当日の予約が即埋まってしまいます。

今回の記事では『長岡大花火について』、『注意事項』、『NEMARUに宿泊した場合』、『会場以外での観覧』、『帰り道(新潟市方面)』などについてを書きたいと思います。

『長岡大花火大会について』

長岡まつりは毎年曜日関係なく8月1日から3日までと決まっており、その内大花火大会は8月2日と3日に開催されます。大花火大会は、長岡市の街中を流れる信濃川に架かる大手大橋と長生橋という橋の近くで花火が打ち上がります。

信濃川の川幅が約1kmあるので、迫力ある大きな花火が打ち上がります!特に魅力的なのはやはり正三尺玉と復興祈願花火フェニックスです。

正三尺玉は90cmの花火玉が空に打ち上がり、開花幅約650mで広がる大型花火です。その大きさ故に打ち上がる場所は通常の打ち上げ場所から少し離れた特別な位置のため、会場から見ると違いは無いようにも見えますが、後からドンッ!!と来る開花音が大迫力です。復興祈願花火フェニックスは中越大震災などの災害からの復興を願い打ち上げられたのが始まりです。平原綾香の『Jupiter』に合わせて打ち上げられるこの花火は信濃川に沿って全長2kmに渡って打ち上がるため、会場から見れば眼を目一杯見開いても視野に入りきらないほど。感動すること間違いなし!

 

長岡駅から会場までは徒歩で20分程(通常時)でしょうか。ただ今年は全観覧席が有料で席が決まっているはずですので、その観覧席によって変わってきます。昔は近くでも無料で見れたのですが、徐々に有料席が増え、最近では全て有料席となってしまいました。初めて訪れる方にとっては席が決まっていた方が楽だとは思います。もちろん、チケットを持ってないと観れないというわけでもなく…。

 

基本的に長岡駅を起点として会場に向かうことが多いと思います。長岡駅からは案内があり、それに沿っていくと指定の有料席まで辿り着けます。なのでそんなに迷わないと思います。

会場周辺では既に案内が設置されていました。

 

会場となる河川敷では準備が始まっていました。普段は人も疎な河川敷ですが、花火大会当日は観覧の人でいっぱいになります。

 

既に仮設トイレも設置されていました。会場の至る所に設置されてはいますが、当日は大混雑が予想されるため事前に済ませておくことをオススメします。

 

長岡大花火大会のことについては公式ウェブページがありますので、一度目を通しておいた方がいいと思います。特に交通手段は事前に調べておきましょう!

nagaokamatsuri.com

 

スマホ用アプリもありますので当日までにインストールしておきましょう。色々と便利ですよ。

nagaokamatsuri.com

 

長岡大花火大会は二日間あるとお伝えしましたが、両日の打ち上げプログラムの内容は多少違いがあるとは言え、大まかにはほとんど変わりません。正三尺玉とフェニックスも両日で打ち上がります。なので都合良い日に観るのが一番です。

nagaokamatsuri.com

 

 

『注意事項』

公式ウェブページやアプリを見ると大体は分かるのですが、特に重要だと思う点を挙げたいと思います。

 

・橋の通行止め

花火会場近くにある『大手大橋』と『長生橋』。この二つの橋は時間によって通行止めになります。

大手大橋は歩行者18:50〜22:00、車両18:50〜22:30に通行止め。

長生橋は歩行者20:00〜20:45、車両20:00〜22:00に通行止めとなります。

駅側の信濃川右岸が観覧席の場合、長岡駅に戻るときにはあまり気にしなくて良いと思うのですが、問題は左岸側です。左岸側で観ていた場合、長岡駅に戻ろうとしても、駅に一番近い大手大橋が通行止めになってしまい戻れない状況が出てきます。長生橋に迂回して戻ろうとしても、意外と距離があり歩行者も多いため、左岸の陸上競技場辺りから歩けばプラス数十分掛かり、目的のバスや電車に乗れない場合もあるかも知れません。なので花火大会終了前に早めに移動を始めたり、時間をよく調べて予定を立てておきましょう。

 

・駐車場

長岡市内には専用の駐車場も用意されていますが、その殆どが予約制です。お車で会場へ向かう際には必ず予約をしておきましょう。なお、当日何も考えずに会場に近づくと渋滞や通行止めに合い数時間単位で動けなくなります。特に上に貼った画像の黄色い範囲には近づかないようにしましょう。会場近くの路上ではコーンが置かれており、既に厳重に張られています。適当に置くと渋滞を引き起こしたり検挙もあるので絶対にやめましょう。

 

熱中症対策

花火大会会場は河川敷なので日陰がほぼありません。帽子を被ったり飲料水を用意して熱中症を予防しましょう。今年は特に暑く、昼間は35度越え、夕方でも30度近くあるので本当に気をつけてください。

 

『NEMARUに宿泊する場合』

NEMARUでは毎年長岡大花火大会当日限定で、12時からチェックインできるようにしております。早めにチェックインしていただければ地元住民ならではのアドバイスもできるかと思います。ちなみに、宿長がおすすめするNEMARU宿泊時の花火鑑賞スケジュールは以下の通りです。

・花火大会前
 1.まずは早めにNEMARUにチェックイン!
  ※チェックイン時に花火鑑賞のご相談も承ります!
 2.お車を当施設駐車場に置き、路線バスで長岡駅前へ
 3.長岡駅前から徒歩で花火大会会場へ!
・花火大会後
 1.21:00頃、花火を観ながら会場を後にし長岡駅
 2.長岡駅東口7番線から22:00発の与板行き臨時バスに乗車。
 3.与板仲町バス停で下車。徒歩2分でNEMARU着!
  22:30頃には宿にてお休みいただけます

上記は信濃川右岸会場の場合です。左岸の場合は早めに会場を後にしたり交通手段を考える必要があります。お帰りは長岡駅東口(裏口)の7番線22:00からNEMARUのある与板町へ向かうバスが出ていますので、それに乗ってお戻りください。多分これが一番楽で早いと思います。既に長岡花火に慣れている方は自由に楽しみましょう!

 

『会場以外での観覧』

長岡大花火大会の会場は全席有料で要予約。一度は間近の会場で大迫力な花火を観てもらいたいですが、別に会場でなくても花火は観れます。長岡は周囲を山に囲まれた平野部ですし、高い建物もそんなに無いので、割とどこにいても観れます。中心市街地の外は田んぼだらけですしね。

宿長は宿管理などがあって正直ずっと会場で観てません。ですがお気に入りポイントはあって、会場から離れていて花火も小さいですが毎年そこで観てます。もし会場で観ないのであれば、自分だけのポイント探しに市内を回るのも面白いかもしれません。極端なことを言えば山に登って観る人もいるようですよ。

そんな会場を離れて観る場合にオススメしたいのが、スマホアプリなどを使って『FM長岡』を聴きながら花火を観ることです。会場では花火プログラムを伝えるための放送が流れていますが、それと同じ内容を聴くことができます。勿論聴かなくても花火を楽しめますが、牛丼の生姜のような、カレーの漬物のような、見慣れた方にとっては無いと物足りない存在だと思います。

 

『帰り道(新潟市方面)』

会場からの帰り道、公共交通機関だとまだ良いですが、お車だと場所によってはすんごーーーく混みます!駐車場を出るので数時間掛かったり、渋滞を出るのに日を跨ぐ場合もあるようです。市外からいらした方の多くが高速道路へ向かうため、その道中が特に混み合います。下に公式パンフレットの図を載せます。

パンフレットでは渋滞エリアと青い線でオススメルートが載っていますが、ここに載っているということは他の人もそれを頼りに集まるということです。そこで私のおすすめルートを記載します。ただし、新潟市方面に向かう道しか載せてません。南下する道は‥わかりません!ごめんなさいっ!

ということで、緑の点線が私が記載した裏道ルートです。これだとざっくり過ぎてよく分からないので、更にGoogleMapを使いました。


1.信濃川左岸田園地帯ルート

まず長岡市内高速道路の西側の田園地帯に抜け、NEMARUのある与板町方面に向かうルートです。このルートに乗れば燕市弥彦村を通って新潟市まで抜けられます。もしかしたら高速道路を使うより早いかもしれません。ただ、やっぱり花火大会が終わり時間が経つにつれ混んできますので、早めの移動が重要です。

 

2.信濃川右岸土手ルート

長岡市信濃川右岸の土手には道路が通っています。信号の少ないこの道路を走り燕市に抜け、116号に乗るルートです。ただ道が狭いので気を付けて走る必要があります。NEMARUに帰ってくる場合は途中の与板橋を渡ってください。

 

ということで長岡大花火大会のことについて色々と書き連ねました。

体調管理に気をつけ、ルールを守って長岡花火を楽しんでくださいね!