大地の芸術祭 2022(5 後編)|清津峡
[前回の記事の続き]
ということで、会期内で最後に見に行くのは『清津峡』です。
もしかしたら人が一番訪れる作品かもしれません。
こちらも山奥にありますが、関東から来る方にとっては湯沢や南魚沼に近く訪れやすいかもしれません。
季節は秋。
多分紅葉が一番キレイな時期です。
前回の美術館のある集落から町に降りてきましたが、町から離れて再び山に入っていきます。
主要道から外れ、細い橋を通り、渓谷沿いの道を走っていくと駐車場がある小さな集落?に到着。
道中に案内があるので迷わないと思います。
駐車場に車を置き、少し歩いて清津峡トンネルの入り口に向かいます。
駐車場も何箇所かありますが、土日だとそれが埋まるレベルで混むようです。
途中の道からかなり渋滞もするみたいです。
この日は平日の夕方だったので一番近い駐車場に置けました。
それでもほぼ満車に近かったです。
私のように受付時間終了に近い方が空いてるかもしれません。
お土産屋が並ぶ道を歩きます。
これまた懐かしい雰囲気。
清津峡には過去に来たことがあるのですが、見たことがないショップが出来ていました。
良寛コーヒーがある!
売り切れですが。
夕陽が沈む道の駅|道の駅 越後出雲崎・天領の里 - NEMARUのにいがた発見旅
お土産屋通りを抜け、渓流沿いを歩きます。
大地の芸術祭はこれまで夏場のみの会期だったのですが、今回は2022年4月29日から11月13日の145日間という長い期間で開催されました。
なので紅葉の中の芸術祭はとても貴重。
とは言っても年中常設されている作品もあるので、季節ごとに訪れても楽しめます。
水の透明度が凄い。
トンネル前にエントランス施設があります。
1階はカフェ、2階は足湯です。
2階に足湯は珍しい。
高さがある建物です。
豪雪地なのでこの角度の屋根なら大丈夫そう。
まずはトンネルを見て、帰りに寄りますか。
清津峡トンネルの入り口です。
注意書きがあるので読んでおきましょう。
トンネル内部はトイレが1ヶ所(2室)しかありません。
空いてると良いのですが混んでいると入れないかもしれません。
しかもトンネルは結構長さがあります。
不安な方は必ず戻って済ませておきましょう。
立ちションなんて絶対にやめましょう!
なんとトンネル内にはWi-Fiも通っています。
入り口で入坑券を購入します。
大人1000円、子供400円です。
作品鑑賞パスポート持参だと大人500円となります。
QR決済も使えます。
トンネル内は電波が通り難いので、Wi-Fiを使えるようにしたのはこの為かもしれません。
さあ、歩いていきますよ。
トンネルは全長750mあります。
往復で約1.5kmありますので頑張りましょう。
トンネル内は非常に薄暗いです。
気を付けて歩きましょう。
しかししっかり整備したのか床は真っ平らなので躓く心配はなさそう。
すれ違う中には外国の方もいたので、新潟にもようやく旅人の流れが戻ってきたんだと実感できました。
途中、清津峡のことについて書かれたパネルも展示されています。
最初の見晴所まで255m。
ゴール地点までの距離ではないので注意!
トンネル内の照明の色も変わっていきます。
そして徐々に勾配も上がっていきます。
温泉が湧き出しているみたいです。
どうりで硫黄の香りがすると思ったら。
雰囲気が怪しい感じの照明にも。
まずは第一見晴所に到着!
いわゆる横穴ですね。
外は渓谷の中。
仙人が座って釣りをしてそうな風景。
次の第二見晴所まで60mです。
第二見晴所。
奇抜!
あのなんか良く分からない謎の物体、実はトイレです。
このトンネル唯一の。
外見だけじゃなく中も面白くて…。
これは実際に体験してもらいたいなぁ。
第三見晴所は…
奇抜すぎる…
そしてもうすぐ最終地点。
カーブを越えると…
パンフレットなんかでよく見るところや!
今日この時間はあまり混んでなく余裕がありましたが、混んでいるときは非常にカオスとなります。
注意書きをよく読み守りましょう。
水辺は端が浅くなっています。
スニーカーでも入れる浅さです。
立入禁止ではないので歩いちゃいましょう。
こちらは奥まで進んだ人だけが見れる風景。
下の方に道がありますね。
昔の人が作った道でしょうか。
さて、写真をいっぱい撮ったので戻りましょう。
出口まで約700m…
下りなので往路よりは楽です。
戻った〜。
少し喉も乾いたので素通りしたエントランス施設に寄りますか。
ん?
閉まってる!
あ、16:00までだった…。残念。
自販機で魚沼の水が売ってる!初めて見たかも。
というわけで会期内最後は清津峡トンネルを訪ねました。
ねまるを利用したゲストさんもこちらに来る方が多かったので記事にしたいと思っていました。
ちなみに、会期が終了しても清津峡トンネルは料金は据え置きで入坑できるとのこと。
まだまだ十日町を楽しめるので是非来てみてください!
自転車で来ている猛者もいましたよ。
【公式ウェブサイト:清津峡】