NEMARU(ねまる)のにいがた発見旅

新潟県長岡市の宿『NEMARU ほんとぐらし』の宿長が新潟観光を主観でほんのり提案するブログです。

大地の芸術祭 2022(5 前編)|絵本と木の実の美術館

大地の芸術祭2022の会期は11月13日(日)までです。

という訳で終了直前で行ってきました。

まず訪れたのは『絵本と木の実の美術館 』です。

 

休祭時に訪れた鉢の石仏の近く。

美術館もお休みだったのですが、今回ようやく来れました。

大地の芸術祭 2022(3 前編) - NEMARUのにいがた発見旅

 

廃校を利用した美術館。

外見は学校そのままです。

一度卒業した学校って中々入る機会が無いですが、こちらは美術館として復活した学校に入ることができます。

 

入り口はこちら。

学校の一番端からスタートです。

 

廃校前の玄関も同じだったのでしょうか。

どうやら出口は別の場所らしく、靴は袋に入れて持ち運びます。

館内で置き忘れないようにしましょう。

 

入ったらすぐ体育館です。

流木で作ったような作品が床に天井に配置されていました。

 

作品と一緒に写真を撮るのも楽しそうですね。

 

廃校当時の面影がそのまま残っています。

 

なるほど、学校全体が絵本で私達はその絵本に入っていくという作品なのですね。

ストーリーがあってトペラトトとドラドラバンという登場人物がいるみたいです。

 

奥に進むと廊下にも作品が。

 

部屋の中に何かいる!

登場人物でしょうか。

 

教室には昔の風景を連想させるような作品も。

 

自転車を漕ぐと作品が太鼓を叩くみたいです。

 

(ガタガタッ…ドンっ!ズドン!)


1階も2階も作品が所狭しと配置されています。


(にげ口)

 

壁に描かれた作品も。

 

よく見たらどんぐりの帽子で描かれていました。

 

廃校から見る外の風景。

当時の児童たちもこの風景を見て学んでいたんでしょう。

 

山奥ですが明治初期から続く歴史の長い小学校だったようです。

まさか芸術作品になるとは誰も思ってなかったでしょう。

でもこういう形で思い出が残るのは素晴らしいと思います。

 

今ではこの学校には絵本の中の住人がいるようです。

 

カフェも併設されていました。

 

カフェスペースはオシャレに改装されていました。

 

外の小屋に人が集まっています。

動物がいるのかな?

 

くさむらの部屋という読書コーナー。

屋内にお庭があるのは良いですね。

 

奥に進むと本屋くさむらというショップが。

 

絵本作家の田島 征三さんの絵本でしょうか。

お子様へのお土産として一冊購入するのも良いかもしれません。

 

絵本以外にも様々なグッズが並んでいます。

 

ショップを抜けて出口です。

 

外に出たらビオトープが広がっています。

 

野山を歩いてる感覚です。

 

水中には小さな生き物達も。

 

既に刈られていましたが稲を育てていたんですね。

季節によって風景が変わって面白そうです。

 

先程から人が集まっている小屋。

 

ヤギ小屋でした。

なんて人懐っこい。

撫でさせてくれました。

 

中に入ると別世界。

昔は学校、今は絵本となっている、思い出が詰まった廃校の楽しい美術館でした。

子供時代の自分を思い返しながら歩いてみるのも良いかもしれません。

 

つづく

 

【公式ウェブサイト:鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館】

ehontokinomi-museum.jp